ミニバン

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ミニバン比較?車のことはよくわからない人のためのミニバンの選び方

ここ数年、日本のクルマは結構な割合でミニバンが走るようになっています。

特に、トヨタのヴォクシーがミニバンの中でも人気が高く売れていて、あとはセレナ、ノア、エスクァイア、アルファード、ヴェルファイア、ステップワゴンなどが似たような販売数になっています。

人気の理由は、多人数の家族が乗るクルマとして選ばれたり、車内空間の広さで選ばれたりと、基本的に便利に使えるクルマとしてるミニバンを選ぶことが多いです。

とはいえ、ミニバンは各自動車メーカーがしのぎを削って競争をしている分野ですが、特定メーカーのファンならまだしも、メーカーは気にせずに便利なクルマが良いと思っているようなユーザーは、どのメーカーのクルマを選べばいいかわからなくなります。

ネットにあるレビューを見てもヨイショ記事やネガティブ記事になっているのが多くてわかりません。

そのようなユーザーのために、ミニバンを選ぶひとつの見かたを書いておこうと思います。

なお、ここではミニバンを含めた6人乗り以上の乗用車を想定しています。

ミニバンを選ぶ重要ポイント

ミニバンに限らず、クルマを選ぶポイントはいくつかあります。

  • 価格
  • サイズ
  • 人数
  • 燃費
  • 安全装備
  • 色、デザイン
  • 居住性、利便性
  • 便利機能

あたりになります。

クルマのサイズを把握する

選ぶポイントの中で最重要なのは

クルマのサイズです。

まず最初に、どの大きさのクルマがダメなのかをわかっておく必要があります。クルマのサイズはいろいろな条件が絡んでくるので、一番気にしなければなりません。

駐車場に止められるか、運転するには大きすぎないか、窮屈すぎてストレスが溜まるか、などですね。駐車場に止められないのはどうにもならないですし、駐車場に止められても降りづらいとドアを傷つけやすくなったりしてかなりストレスが溜まります。

運転しづらければこすったり事故を起こしやすくなったり、小さすぎると運転するのに窮屈で注意力がなくなって危ないです。

いろいろと影響があるクルマのサイズですが、最低限、駐車ができる大きさ(長さ、幅、高さどれも重要)をきちんと把握して、駐車できないクルマは最初から選択肢から外しておきましょう。

大雑把な一覧がこちら。3ナンバーと5ナンバーがある車種もありますので、参考までに。

車高高 車高低
幅広
(3ナンバーサイズ)
アルファード、ヴェルファイア
エスティマ
ハイエースワゴン
エルグランド
NV350キャラバンワゴン
NV200バネットワゴン
エクストレイル(一部)
ビアンテ
デリカD:5
アイシス
ウィッシュ
プリウスアルファ(一部)
ラフェスタ
オデッセイ
ジェイド
プレマシー
エクシーガ
アウトランダー
普通幅
(5ナンバーサイズ)
ノア系(ノア、ヴォクシー、エスクァイア)
セレナ
ステップワゴン
フリード
シエンタ
アイシス
ウィッシュ

乗車人数

ミニバンであれば、通常は多人数で乗ることが想定されます。何人で乗るかも最初に決めてからクルマを選ぶことになります。3列シートのミニバンは大抵7人か8人乗りです。

他の条件

あとは、価格を含めて優先順位を決めて消去法で選んでいけば、大きな失敗にはなりません。

ちなみに自分が買うときに優先するものは以下の様になっていますが、それぞれの方々に独自の優先順位がありますので、参考程度に見ておいてくだされば幸いです。

内容 優先度
価格 乗り出し価格(支払総額)で考え、予算があればその中から選ぶことになります。5ナンバーサイズトール型ミニバンですと250万円~400万円くらいします。 高い
サイズ  取り回しと駐車場の出し入れを考えて5ナンバーサイズ。高さは青空駐車場なので制限無く、トール型ミニバンでも問題ありません。 非常に高い
人数 7人乗れるクルマが必要になりますので、7人以上のクルマになります。 非常に高い
 燃費  ミニバンの燃費はあまり大きな差はありません。ですので、ハイブリッドかどうか、ディーゼルかガソリンかで選ぶことになります。車庫に入れる時の静粛性でトヨタのハイブリッドを選ぶのもありです。  普通
 安全装備  衝突軽減ブレーキなどがありますが、普通に乗っている分はどれもほとんどかわりません。ですので、付いているかいないかがポイントになります。  低
 色、デザイン  気に入った色、形を選びます。格好良さ、汚れが目立たないか、などそれぞれの条件にそって選びます。  普通
 居住性  シートに座って疲れないか、シートまで車内をスムーズに移動できるか、シートのスライドやリクライニングがしやすいか、車内が窮屈に感じることがないかなどです。車内高が結構重要ポイントになります。 高い
 利便性  ドアが開けやすいか、乗り込みやすいか、リヤゲートを開けやすいか、荷物を沢山載せられるか、などです。  普通
メーカー 主要なメーカーは大抵6人乗りの乗用車を販売しています。トヨタ、日産、ホンダ、富士重工業(スバル)、マツダ、三菱などこだわりがあれば重要かもしれません。個人的にはトヨタカローラ店はパス。 低い
 その他  オートライト、ナビやオーディオの有無、エアコンの性能など、細かい仕様の有無です  普通

ということで、これを当てはめてみます。

  1. 優先度が非常に高い項目(サイズ、人数)で絞ると、ノア系、セレナ、 ステップワゴン、フリードになります。ここからさらに振り分けていきます。
  2. 優先度が高い項目(価格、居住性)。居住性の条件から、車体が短いフリードが外れ、ノア系、セレナ、ステップワゴンになります。
  3. 優先度が普通(燃費、デザイン、利便性、その他)。燃費でノア系ハイブリッドが有利、底床でノア系とステップワゴンが優位。トータルしてノア系ハイブリッドに。
  4. 優先度が低いもの(安全装備、メーカー)。これはノア系しか残ってないので一緒なのですが、カローラ店はパスなので、ヴォクシーかエスクァイアに。
  5. あとは、好みや感覚で、ヴォクシーのフロント部分は好かないのでエスクァイアに。

という感じで絞り込めます。あとは試乗なり見積もりをとったりして確認し、大丈夫であれば購入するのもよし。他のクルマを改めてチェックするのもよし。

クルマの条件に優先順位をつけて選ぶとこんな感じになります。

最後に

クルマを買うのは結構金額が大きいぶん、慎重になりがちです。ですが、最近のミニバンは似たような形と大きさであれば性能の差はそんなにありません。ですが、感覚の部分(乗りやすさなど)はカタログからはわからないので少し注意が必要になります。

できれば、ディーラーに行って試乗してみたり中古車展示場などへ行って、現物を確認した上で購入を検討したほうが安心です。

運転のしやすさや乗り心地などの、乗ってみないとわからないことをディーラーのスタッフに遠慮なく聞いて納得できるクルマを選びましょう。

迷ったりわからないときは、サイズ、人数、価格でクルマを絞ればあとは見た目の好みでOKかもしれません。

よりよいカーライフを楽しむことができたら幸いです。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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