9月に入って、レガシィとミニキャブ(とOEM車)にリコールが届けられました。
レガシイはフロントワイパー、ミニキャブはホーンになっています。
レガシィのリコール(3891)
窓ふき器において、フロントワイパーモータのボトムカバー(電気回路内蔵)の製造が 不適切なため、電気接点付きリレージョイントとウォームホイールが干渉しているものが ある。そのため、カウルパネルに雪が積もった状態で窓ふき器を作動後に停止すると、 ワイパーアームが本来の停止位置に戻れずアームに反力が発生し、ウォームホイール を介してリレージョイントの接点部がオンオフを繰り返すことで接点部にアーク放電が発 生して、最悪の場合、火災に至るおそれがある
ということで、窓ふき器(ワイパー)のボトムカバーの不具合があり、原因は設計不良だと思われます。今回の対応は対策をした(作り直した)ボトムカバーと交換する対応となります。
BM/BR系ですので、現行からひとつ前の型の5代目レガシィが対象で、対象台数は107,388台です。
ダイレクトメールか電話が来るようですが、心配の方は最寄りのスバルディーラーまで確認してみてください。もしくは、スバルコール0120-052215まで。
ミニキャブのリコール(3895)
警音器において、内部の電気接点材料が不適切なため、繰り返し被水すると内 部電気接点に酸化皮膜が生成され、導通不良を起こすことがある。そのため、警音器が鳴らなくなるおそれがある。
警音器とは俗にホーンと言われてるパーツで、いわゆるクラクションを押すと鳴る部分ですね。
このホーンは位置的に水に濡れる場所についているのですが、内部接点に水が何度もかかると被膜ができて(つまり錆びて)電気が通らなくなることがあるようです。つまり、クラクションの音がならなくなります。
リコール対応は部品交換になりますが、そんなに大変な作業ではないので、工場がクルマを預かることなないでしょう。
対象は三菱製造モデルの最終型の「ミニキャブ(バン、トラック)、クリッパー(バン、トラック)」になります。現行のミニキャブはスズキOEMなので問題はありません。
めったに使わない安全装備ですが、これが故障していると車検に通りませんので、修理する必要はあります。
三菱のお客様センター:0120-324-860
まとめ
双方とも安全装備の不具合ですので、いざという時に使えなくなる可能性があります。
安全を確保するためにもリコールは対応してもらって、より安全にクルマを利用していきましょう。○