エスクァイアの後期型特別仕様車(Premium Package)にブラックテーラード(Black-Tailored)が設定されました。現行の「Premium Package」のバージョン違いという感じですので、性能としては殆ど変わりません。
ほとんど外装と内装の違いということで、ブラックテーラードはどこが変わったのかを書いておきたいと思います。
また、前期型にもブラックテーラードは存在するので、前期型と後期型のブラックテーラードの違いも簡単に書いておきたいと思います。中古車選びに役立つかも知れませんね。
エスクァイア後期型のブラックテーラードの特徴
80型エスクァイア後期型のブラックテーラードはこんな感じです。
ガーニッシュなどのメッキ部分ががスモークメッキに
他グレードはシルバーメッキですが、その部分がスモークメッキにカラーチェンジしています。また、グレーメタリック部分もスモークグレーになっています。
ちなみにガーニッシュというのはざっくりいうとクルマの装飾品のことで、見た目を良くするための飾り部品です。
室内の色がブラックに
エスクァイア後期型のPremium Packageの内装色はバーガンディのみでしたが、ブラックテーラードはブラックになります。
トリムもシートもほぼすべてブラックだと思って大丈夫です。
リアエアコンが標準装備
リアのエアコンがガソリン車でも標準装備になっています(ハイブリッドはもともと標準装備)
ボディカラーが少ない
ブラックテーラードのボディ色は4色になっています。
- ホワイトパールクリスタルシャイン<70>
- ブラック<202>
- スパークリングブラックパールクリスタルシャイン<220>
- ブラキッシュアゲハガラスフレーク<221>
です。他のグレードですと
- シルバーメタリック<1F7>
- ボルドーマイカメタリック<3R9>
- アバンギャルドブロンズメタリック<4V8>
を含めた7色になっています。
ブラックテーラード前期型と後期型の大きな違い
そのまま前期の特別仕様と後期の特別仕様の違いとなります。主だったところは以下の通りです。
セーフティセンスなどの安全装備が良くなった(2019/01/07マイナーチェンジから)
セーフティセンスが旧型のCから現行のセーフティセンスになりました。レーザーレーダー+単眼カメラ仕様になったので、クルマだけではなく歩行者にも対応可能に。
また、インテリジェントクリアランスソナーが追加され、低速での衝突を防いだり被害軽減する機能が働きます。
バックドアイージークローザー追加
後期型の一部のモデルに搭載されたバックドアイージークローザーは、簡単に言えば半ドア防止装置です。
バックドアを閉める時は半ドア状態になりやすいのですが、半ドア状態から自動で閉めてくれますので、力のない女性の方には特におすすめです。
LEDコーナーリングランプ追加
後期型特別仕様車限定装備。右左折をする時にクルマの斜め前を照らして、巻き込みの危険を減らす手助けをします。
ヘッドランプがフルLEDに
後期型のアップデートで意匠も変わり、ハイビームもLEDランプになっています。
充電用USB端子装備
USB端子が2ポートついているので、スマートフォンの充電に便利です。
後期型エスクァイア特別仕様車ブラックテーラードはおすすめか
ブラックテーラードとベースのPremium Packageの違いは、色の違いだけと思って大丈夫です。オプション装備が多少違ってもどうにでもなる範囲です。
ブラックテーラードは黒に仕立てたという意味になるので、内装はほぼブラックになります。あとは、メッキのガーニッシュ等がスモークメッキなど少し落ち着いた色になります。
どちらがおすすめかといえば、内装がほぼブラックが好みであればブラックテーラード、好きでなければそれ以外、どちらでも良ければボディカラーが多いブラックテーラード以外という感じですね。
クルマを選ぶにあたって色は結構重要な位置づけですので、最初にしっかりと選んでおきましょう。