2016/08/04に三菱自動車からリコールが届けられました。
結構派手な内容ですので、該当する方々は確認しておきましょう。
ek、デイズのリコール箇所
ek、デイズに使われている右側のドアラッチ(扉を閉めた時にあかないようにする部分、家のドアで言うところのドアノブのあたりになる重要部品)が動作不良でドアをロックせずに走行中に開いてしまう可能性があります。
この不具合が発生すると、クルマが減速するときに慣性が働いてドアがフルオープンになり隣のクルマに当たる可能性がありますし、すり抜けてくる不届きなバイクなどにもぶつかる可能性もあります。
クルマで走っている最中にドアが開いてしまうのは重大事故が発生する場合がありますので、ユーザーは頭の隅に入れておきましょう。
リコール対応準備ができ次第、ドアラッチを交換していく予定になっていますので、ユーザーはとりあえずディーラーからの連絡を待っていましょう。
リコール対応の内容
不良のドアラッチを良品に交換します。ただし、結構複雑な部品で大量に製造されているものではないので、リコール対応分が整うまでは少々時間がかかりそうです。
リコール対象車
平成27年(2015年)10/05~平成28年(2016年)02/25あたりまでに製造されたクルマが該当します。
車名 | 車台番号 | リコール箇所 |
---|---|---|
三菱 ek | B11W-0200738~0211848 | 運転席のドアとその後ろのドア |
三菱 ek SPACE | B11A-0110662~0114533 | 運転席のドア |
日産 デイズ | B21W-0301525~0334357 | 運転席のドアとその後ろのドア |
日産 デイズ ルークス | B21A-0201776~0234121 | 運転席のドア |
合計79,501台になります。
ek スペースとデイズ ルークスのリアドアはスライドドアになっていますが、スライドドアのドアラッチは対象外です。
よって、ekとデイズは右側(運転席側)のドア(前と後ろ)、ekスペースとデイズルークスは右側のドア(前だけ)になります。
最後に
こういう危険が伴うリコールは勘弁して欲しいところではありますが、製造段階ではわからないこともあります。クルマのユーザーは所有車のリコール情報はできるだけ確認をして、リコールがあれば対応していきましょう。○