トヨタミライ

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1日3台?トヨタの燃料電池車「ミライ」の生産台数が少なくて驚き

商業ベースに乗った初の国産燃料電池車、トヨタ「ミライ」ですが、発売してから1年を迎えました。

発売前は、燃料電池車自体売れるのか、燃料ステーションが少なすぎで大丈夫なのかと色々不安視されていましたが、中々好調の販売をしているようです。

今のトヨタ「ミライ」の状況

しかし、もともとミライは、他のクルマとは違って、所謂生産ラインにのったクルマではありません。熟練工が手作業で組んで調整している関係上、現在の生産台数が1日3台とのこと。受注は3000台を超えているそうで、納車が現在3~4年待ちになっています。

それだけ、環境に配慮したクルマを自動車メーカーと自治体が積極的に導入して、将来のクルマのフォーマットとして燃料電池を広げていくという意気込みがあるのでしょう。

燃料電池車の特徴のおさらい

燃料電池車の最大の特徴が、「排気ガス」がクリーンどころか「出ない」ということです。簡単にいいますと、燃料の水素を空気中の酸素と反応させて電気を作り出し、水素と水の反応物として水が排出される形になります。

昔の理科の実験にあった「水の電気分解」の逆になりますね。「水の電気分解」は、電気を流して「水を水素と酸素に分解する」のですが、その逆ということで「水素と酸素を化合させて」電気が流れてくる形になります。

なので、排気ガスというよりも「水」がでます。

燃料電池車のこれから

まだまだ燃料電池車のコストは高いです。一台数百万円しますが、これでもかなりのディスカウントがかかった値段です。開発費がかなりかかっていて、プロトタイプですと、1台数千万円どころか億の単位も不思議ではありません。

水素ステーションも、まだまだ数が少なく、燃料電池車を買っても走れる地域が限られていますが、燃料電池車が自治体に広まっていくのに合わせて、水素ステーションも増やしていくという流れになるはずです。水素ステーション自体はまだまだ採算がとれませんので、民間企業がまともに運営はできませんが、ミライが普及するにつれて少しずつ広がっていくことでしょう。

ホンダも燃料電池車を作っていましたが、さてどうなることやらです。

まだまだ未来のクルマの域である燃料電池車ですが、10年経った時には街でも普通に見かけるようになるのか、楽しみにしていましょう。庶民はそれから考えても遅くはありません(笑)○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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