大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で発売していたクッキー(約30万点)で、賞味期限切れの原材料が使われていたとニュースがありました。
度々出てくるこの手の話。どうしても無くならないものですね。
何が起きたのか
内容は、平成23年、25年、26年、27年に販売していたクッキーなど21種類の原材料(小麦粉、砂糖、香料など)の賞味期限が切れたものを使ったというものです。
2015/12/08に情報提供があり、翌9日に製造会社のエリザに確認して判明したとのこと。すぐに判明したということで、内部告発があったということでしょうか。
正しい原材料を使わないで製品を造るという不正のニュースは度々起こりますが、ニュースになるということは結構大きな規模のものになります。しかし、景気が悪い今、ニュースにならないくらいの小さい規模ではかなりの件数があると思われます。
消費者は防げるか?
消費者の立場からいうと、こういうものは防ぐことはまず出来ません。そもそも、どこの製品が不正に製造されたのか買うときにはわかりません。身体の調子が悪くなって初めてわかるようなものですので、そういう時は運が悪いと思うしか無いでしょう。
あとは、内部告発など「正しい考え」を持った人が、そういうことを明るみにすることくらいしかありませんので、今の世の中では気にしても仕方ないと思います。
知らぬが仏、という言葉がありますが、それでも「不正」があるのは良いわけではないので、業者の方々は、利益だけではなくなんとか正常な製品のあり方を貫いて欲しいと思います。
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