この数日、ジャニーズ事務所のアイドル、SMAPの解散がニュースを賑わしていました。
SMAPが国民的アイドルとして地位を確立していたということがわかる大きな騒ぎになりましたが、結局のところ何が起きていたのでしょうか。
いろいろな推測や情報操作の中、真実はまだまだ完全には出ていませんが、ある程度まとめてみたいと思います。
前提として、かねてから、ジャニーズ事務所の経営者側である「メリー喜多川」、「ジュリー喜多川」の2人と、SMAP等のマネージャーであった「飯島三智」さんの対立が基本になっています。
もともとSMAPはジャニーズ事務所からは力を入れられていない状態で、見かねた飯島さんがSMAPを育てていって、国民的アイドルにまで売りだしたという実績・事実があります。そういう背景で、メリー、ジュリー両名との関係がかなり悪く、かなり敵視している状態になっていました。
今回の流れ
色々な情報の見方もありますし、全て事実かどうかはまだわかりませんが、ひとつの見方として書いておきます。
- 飯島マネージャーが「SMAPとともに出て行け！」と言われる
- 出て行けと言われたので、SMAPを独立させる方向で根回しをはじめ、SMAPメンバーにも確認をとる。
- 飯島マネージャーがSMAP独立の方向で動いていたが、後になって木村拓哉がジャニーズに残る立場とし、他の4人が独立方向となる。
- 他のプロダクションでのSMAP受け入れの話もしてあったが、5人一緒ではないので話がなくなり、独立話が頓挫する。
- 独立失敗ということで、木村拓哉以外の4人の行き場がない上にSMAPの「営業権」がマネージャーに無いので、独立してもSMAPとして活動できないことも露呈。
- SMAPとして存続させるだめに4人をジャニーズに残す方向になるが、解散報道が世間に出て飯島マネージャーが悪者にされ、潰される。
- メリー喜多川氏が絶対4人をジャニーズに残さないと大暴れする。
- 木村拓哉やメリー喜多川氏が、メリー喜多川氏をなだめてなんとか4人をジャニーズに残れるようにもっていく。
- スマスマで「謝罪会見」を行なわせ、権力で押さえつけてSMAPのメンバーがジャニーズ事務所に歯向かわないように持って行く。
- 今後は他のジャニーズタレント同様に、ジュリー喜多川管理のもと、マネジメントを行なっていく。
のような感じに見えました。
今回の印象
全体として、メリー喜多川氏が、飯島マネージャーを追放するために行なった流れのように見えますね。
メリー喜多川氏としては、SMAP自体はどうでもよく、木村拓哉だけでもジャニーズ事務所に残せばSMAPの5人としては活動できないので、仮に飯島マネージャーが中居、香取、草なぎ、稲垣の4人と独立しても特に問題ないと踏んでいたかもしれません。木村拓哉にはドラマとCMがありますし。無ければ無いで、今は嵐がいますし。
再優先の「飯島マネージャーの追放」が実行され、手を焼くSMAPメンバーも押さえつけることができ、ジュリー喜多川氏のマネジメントに一本化されたので、そういう意味では成功だと思います。
そうなれば、あとは「みんなで改めて頑張ろう！」という形を作れれば、騒ぎも勝手に収束していくことでしょう。
マスコミの情報操作も含め、やはりジャニーズ事務所の力はまだまだ大きいということがわかる騒動として暫くは、ジャニーズ事務所も安泰になるのかな、と思います。
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