興行通信社が発表した週末観客動員数ランキングがニュースになっていました。
これは土日での観客数を比較したもので、人気映画の目安になるものです。
一位、妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!
「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」が一位になりました。
世間では「スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」が一位になるのかと言われていましたが、妖怪ウォッチが力を見せていました。妖怪ウォッチはまだまだ「メダル」の購買意欲が強くて、親にねだられているのでしょうか。メダル付きの前売り券が100万枚以上売れたとのことです。この手のアニメ映画は「親と子」が劇場に向かうので数字が伸びやすいのですね。さすがです。
二位、スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒
事前の人気は抜群だったスター・ウォーズです。こちらもかなりの数字ですが、土日ですと一位にはなれなかった模様。これは昔からのファンが見る映画ということで、大人が見たい映画になります。親と子ではなく「親」が行くことが多いので、観客動員数にも影響がでたのかもしれません。土曜日に半分以上空席の劇場もありましたし。
三位以下
先週封切りの、オレンジ、母と暮らせばと続いています。年末年始は結構良い映画が揃っているので、なかなか熱い映画業界になりそうではあります。
「杉原千畝」のような渋い映画もあり、仮面ライダーもあり、007もありと色々ですので、たまには映画館で映画を見るのもいいかと思います。
結局こういうランキングが発表されても、自分が楽しめる映画があれば良いのです。日本人はランキングが好きで、一位のものはいいものだと思い込んでしまう傾向があります。それを利用したマーケティング手法も普通にありますので、基本は「面白そうなものをみる」ですね。
損をしたくないという気持ちもわかりますが、ランキングを鵜呑みにしないよう、あくまでも「参考」としてランキングを利用して欲しいと思います。○