普段片付けをやらない方や、片付けが苦手な人は部屋の中にも押し入れの中にも物がいっぱいになっていると思います。また、貰い物なども捨てられずにそのままとか、色々かさなってだんだんと家の中が狭くなってしまいます。
日本の伝統として(笑)、「せめて年末は整理整頓を含めて、家の中を広くしないと!」という感じで年末の大掃除が行われます。
普段綺麗にしている人は年末の大掃除をしないでも問題ないのですが、そうではない私達は、せめて年末くらいはなんとかしておきたいものです。
部屋を片付けるには
部屋を片付けると言っても、何も考えないで行うと結局はほとんど片付きません。どのようなことを考えて片付けるかをみていきましょう。
まずは必要な物を見繕う
大きく分けてどのような頻度で使うかを考え、必要かどうかを見定めます。ある程度目星をつけて重要度を決めます。
自分例:重要1~5不要
必要と感じる | 無いと不便 | 無くても問題なし | |
---|---|---|---|
よく使う | 1 | 2 | 4 |
たまに使う | 2 | 3 | 5 |
ほぼ使わない | 2 | 4 | 5 |
自分の場合は、1から3を取っておいて、4から5を手放す感じにします。引っ越しですと3も手放すかもしれません。
内容としては
必要と感じる | 無いと不便 | 無くても問題なし | |
---|---|---|---|
よく使う | 仕事道具、携帯、調理器具 | タオル、PC | 嗜好品類 |
たまに使う | 文房具 | ドライバー類 | ゲーム類 |
ほぼ使わない | 防災用具、礼服 | 防寒具 | 新聞、雑誌、ちらし |
になるでしょうか。これはそれぞれの人ごとに必要な物が違いますので、よく考える必要があります。「必要なもの」を間違って捨ててしまっては大変なことになります。
ポイントとしては「後で必要そうだから、とりあえずとっておく」は、大抵要りません。必要になった時に考えましょう。
手放す方法を考える
物を手放す場合も、色々な手段があります。「もともと捨てるもの」と思えれば気楽にできますので、事前に必要なものかそうではないかははっきりとさせましょう。
普通にゴミの日に捨てる
一番簡単なもので、小さいものは定期的に来るゴミ収集に任せます。手放すにはこれが一番簡単かと思います。大きい物は粗大ごみで対処します。ただ、この前に売ることを考えるのが今回の趣旨ですね。売り物にならない、手間などを考えると割が合わない場合は捨てることも視野に入れます。
オークションやフリーマーケットに出す
特に嗜好品、衣類、など中古でも流通しそうなものはオークションやフリーマーケットに出す手もあります。捨てるよりは安値だとしても売り払っておけば、大分家計も助かります。ネットが手軽ですので、ネットオークションですとヤフオク、楽天オークション、ネットのフリーマーケットはメルカリなどを使ってみるのも良いと思います。
システム利用料や送料がかかりますが、もともと捨てるものですので多少経費がかかってもそれ以上の価格で売れれば良いのです。あとは、手間が少々ですね。
リサイクルショップを利用
オークションなどが面倒であったり、経費も出なさそうであればリサイクルショップを使うのも良いです。生活用品を扱っているリサイクルショップは各地にありますので、持ち込む手間はありますが、買い取ってくれればラッキーです。
リサイクルショップにより買い取れるもの、値段などが違いますので、数件まわる必要はあるかもしれません。
廃棄業者に任せる
大量に捨てる場合、業者に任せるのがトータルで楽で安くなるかもしれません。家具など大きい物が絡んでくると、運ぶのも無理だと思いますので、業者に捨ててもらうのも手です。結構お金はかかりますが、家の中が物ばかりの所は使う余地はあると思います。
ただし、業者はしっかりと選ばなければなりません。廃棄物を扱う業者は無許可で行うことができません。ですので、ポストのチラシでみるような業者は「悪徳業者」の可能性があります。しっかりと業者を選んで行いましょう。
まとめ
不必要な物はどんどん手放していくと、空間も広くなり心の余裕も広がってきます。ミニマルな生活とは言わないまでも、不必要な物と決別して、必要なものだけで過ごしていく生活は、きっとこれからの散財もなくし、過去と違う生活になるかもしれません。
要らないものを持たないだけでも、やってみる価値はあると思いますよ。
くれぐれも掃除した後に気が緩んで、また不必要な物が増えていかないよう注意はしていきましょう。○