中国の原油消費鈍化から原油価格が下がってきていると言われていましたが、日本のガソリン価格も大分下がってきました。
消費者としては嬉しいのですが、ガソリンが安くなっても消費する量が増えるかどうかはまた別の話。ガソリン価格が乱高下すると撤退するガソリンスタンドも増えるので少々気になるところであります。
現在のガソリン価格
資源エネルギー庁2015/12/02発表によりますと、11/30時点のレギュラーガソリン全国平均価格が1リッターあたり129.1円
これは2010年以来久々に120円代に乗ったとのこと。
世界の情勢に大きく左右される原油価格ですので、この先はわかりませんが消費者としては安くなるのはありがたいので、そこそこの値段であってほしいですね。
ガソリン元請けの統合も
以前、出光興産と昭和シェル石油の合併の話題が出ましたが、ENEOSでお馴染みのJXホールディングスとESSO、ゼネラル、モービルでお馴染みの東燃ゼネラル石油が経営統合に向けて交渉入りするというニュースがありました。
2015/12/02現在ではJXホールディングスと東燃ゼネラル石油は「決定した事実はない」とプレスリリースで流していますが、この手の話題は信ぴょう性がそこそこありますので、株価にも影響があるくらいには大きな話題となるかもしれません。
JXとゼネラルの経営統合となりますと、出光・昭和シェルの合併規模より大きいので、「JX・ゼネラル」「出光・シェル」の2強と「コスモ」他というシェアの大きさとなります。いつぞやの銀行合併劇のようなメガ級の話にはなりますね。
ユーザーとしては、利便性が損なわなければどこでガソリンなどを買ってもかまわないので、そうそう気にすることもないですが、社会の動きや株価の動きとしては結構大きなものになりそうです。
とりあえず、今週発表されるか見守っておきましょう。○