赤信号

広告 車のこと

信号機の老朽化で故障が増加?交通への影響を懸念

現在の道路交通網において、重大な役割を担っている「信号機」ですが、結構な数が老朽化しているのにもかかわらず、更新(古い機械を新しい機械に交換すること)されていないものが全国の2割にも達することがわかりました。

今回の問題

更新期間が設定されているのは信号機の一部分である「制御機」というもので、パソコンで言うところの、いつも見る「赤青黄色」の表示する灯火部分がディスプレイ、「制御機」と呼ばれる信号機を制御する箱に入ったものがPC本体にあたります。

この「制御機」(PC部分)が古くて動作不良を起こしてしまうことが懸念されており、実際「赤と青が同時に点灯」や「信号が消える」「信号が点滅し続ける」などの動作不良が確認されています。

老朽化しているの数

今回明るみになった更新時期を過ぎて老朽化している「制御機」は、全国約20万基のうち4万基以上ということで、かなりの数にのぼります。さらに、現状の更新ペースでは減るどころか増える一方ということで、警察庁は各都道府県警察に2020年度までに重点的に更新を行うように指示したそうです。

制御機の更新時期は製造から19年となっており、単純計算でも1年で1万基以上更新しなければならないという、結構大きな数になります。

とは言え、故障する信号機の中でも古くなった信号機の故障率が高く、故障すると交通事故などの原因になりかねないので早急に交換することを迫られています。警察庁によると「制御機の故障が原因の大きな事故」は起きてないとのことですが、まだまだクルマの需要が大きい日本社会ですので、安全に通行できる交通インフラの整備を頑張っていただければと思います。

日頃運転をしている人でも、いざ故障や交換をしてしていて信号が機能していない交差点を通る時は、かなり神経を使って通行することになります。
信号がある交差点ということは、信号が無いと危ない交差点等であることがほとんどですので、利用者の立場からすると故障は勘弁して欲しいと思うのも仕方ないのかと思います。

さらなる交通安全が進んでいくことを願います。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

-車のこと
-, , ,