日本自動車販売協会連合会が 平成28年乗用車車名別順位を発表しました。平たく言うと平成28年に登録された乗用車のランキングの名前が発表されたということです。
売れているクルマは何らかの理由でたくさん売れているので、新車を購入する方にとっては参考になるものなのですね。そんな、日本人が大好きなランキングを見ておきたいと思います。
平成28年乗用車車名別順位
登録車(軽自動車ではない)のランキングになります。登録数ベースですので、実際に売れた数とは多少違う場合があります。
- 1位:プリウス(トヨタ)
248,258台 - 2位:アクア(トヨタ)
168,208台 - 3位:シエンタ(トヨタ)
125,832台 - 4位:フィット(ホンダ)
105,662台 - 5位:ノート(日産)
102,402台 - 6位:ヴォクシー(トヨタ)
91,868台 - 7位:カローラ(トヨタ)
84,770台 - 8位:ヴェゼル(ホンダ)
73,889台 - 9位:セレナ(日産)
73,502台 - 10位:ヴィッツ(トヨタ)
71,909台 - 11位:パッソ(トヨタ)
70,381台 - 12位:デミオ(マツダ)
57,320台 - 13位:エクストレイル(日産)
56,151台 - 14位:ノア(トヨタ)
54,826台 - 15位:ステップワゴン(ホンダ)
52,472台 - 16位:フリード(ホンダ)
52,202台 - 17位:ヴェルファイア(トヨタ)
48,982台 - 18位:ソリオ(スズキ)
48,814台 - 19位:エスクァイア(トヨタ)
44,881台 - 20位:シャトル(ホンダ)
42,514台
トヨタが強いのがよくわかりますね。軽自動車が入ると、N-BOXやタントなどの売れ筋軽自動車が上位に食い込んできます。
日本での売れ筋
ランキングを見る限り、燃費が良いクルマがやはり日本でのトレンドになっています。
燃費特化のプリウスやアクアなど、エンジンが小さめのコンパクトカーのフィット、ヴェゼル、ノート、ヴィッツ、デミオなど、そしてミニバンが多いでしょうか。クラウンなどのセダンは殆ど入っていません。カローラはフィールダーが多いのでセダンはそれほどでもないのです。
燃費が良いクルマを選ぶか、多人数乗れて燃費が良いクルマ以外は売れないのでしょうね。
最後に
日本では異常なほどユーザーにクルマの燃費を気にされますので、技術が追いつかなかった三菱自動車のような不正に走るようなメーカーも出てきます。燃費が良いのは素晴らしいですが、そこにとらわれすぎないように、燃費が良くても値段が高いグレードなどに注意して、より良いクルマを見つけていきましょう。
自分が1番納得できるクルマがその人にとってベストのクルマです。
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