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スズキ車にリコール(4082)。燃料タンクの不具合で燃料漏れの可能性

スズキ製の軽自動車に燃料タンクの不具合があります。燃料タンクを満タンにすると燃料漏れの危険がありますので、アルト系を乗っている方はチェックしておきましょう。OEM先のマツダでも影響があります。

リコール内容

今回のリコール内容です

燃料装置(燃料タンク)

燃料タンクにおいて、樹脂成形時の冷却が不十分であったため、燃料ポンプ取り付けねじ部に成形不良が生じ、燃料ポンプを取り付けた状態でのシール性能が低下するものがある。そのため、満タン給油時に当該部から燃料が漏れるおそれがある。

内容を見ると、樹脂製の燃料タンクのネジ部分が歪んでいて、燃料ポンプを取り付けた状態になると隙間ができてしまうようです。燃料タンクの上側ですので燃料が満タンの時などにそこからが燃料が漏れる可能性があるということですね。

エンジンは前にあるので燃え移ることもないとは思いますが、ガソリンが漏れるのは気分が良いものではありませんので、交換推奨ですね。

対策は、燃料タンクの製造不良ですので、燃料タンクの入れ替えになります。そこそこ大きめの作業になりますので、ディーラーなどで予約をとってからリコール対応してもらいましょう。燃料タンクはディーラー工場で在庫しておくような部品ではありませんので、いきなりディーラーに行ってもすぐ作業はできないですね。

対象車

平成 28 年 10 月 5 日~平成 28 年 10 月 18 日 (計 2,273 台)

  • アルト
  • アルトラパン
  • キャロル(マツダ)

スズキ

アルト

DBA-HA36S
HA36S-106694 ~ HA36S-106789
平成 28 年 10 月 6 日~平成 28 年 10 月 17 日
55台

HA36S-305403 ~ HA36S-306607
平成 28 年 10 月 5 日~平成 28 年 10 月 18 日
826台

HA36S-884793 ~ HA36S-885197
平成 28 年 10 月 6 日~平成 28 年 10 月 18 日
268台

HBD-HA36V
HA36V-120971 ~ HA36V-121245
平成 28 年 10 月 5 日~平成 28 年 10 月 18 日
218台

アルトラパン

DBA-HE33S
HE33S-152199 ~ HE33S-153403
平成 28 年 10 月 5 日~平成 28 年 10 月 18 日
765台

マツダ

キャロル

DBA-HB36S
HB36S-100729 ~ HB36S-100744
平成 28 年 10 月 5 日~平成 28 年 10 月 18 日
16台

HB36S-213441 ~ HB36S-213601
平成 28 年 10 月 6 日~平成 28 年 10 月 18 日
125台

最後に

燃料タンク本体のリコールということで、少々危ないリコールです。燃料タンクの製造工程の不良ですので強度などが設計通りではない可能性もあります。

症状が出てくる前に、ディーラー等に連絡して、予約を取った上でリコール対応してもらいましょう。その時はガソリンは満タンにしないで行ったほうが良いですよ。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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