最近は株式投資を行うことはNISAなどの施策もあり、当たり前の運用方法となってきました。
株関連の雑誌を見ても、煽り文句は大抵は老後資金が心配だから株式投資で増やそうというものや、株主優待をもらってお得にしようといったところです。
これは結構重要といいますか、老後や生活の安心を求めるのは、この先の日本を考えると優先順位が高いところです。
株式投資を始めたばかりの初心者が、株式投資に手を出して思った点を、初心者向けの記録として残しておきたいと思います。
株式投資で初心者がやったほうが良いこと
株式投資はちょっとやれば稼げるという甘いものではありません。もちろん感覚に優れた人であれば何も考えずとも儲けることも可能かもしれませんが、そんな人はほとんどいません。つまり、できるだけ負けがないようにしっかりと運用していく必要があります。
株式投資を始めてから思った、きちんとやっておいて方が良い点はいくつもありました。
チャートのお勉強
株式投資にはチャート分析は必要です。基本のローソク足といわれるものや、一目均衡表などいろいろありますが、少なくとも一般的に知られている分析方法はある程度は勉強しておく必要があります。チャートに出ている株価の上下だけで判断して購入するのは、かなり損をする可能性が高いです。
チャートの見方を勉強して、どのようなチャートであればどんどん上がっていくのか、もしくは下がっていくのかを、知識と実際の動きを見比べて覚えておきましょう。特に株価が上がっていく状況を覚えておくと、最初からでも資産を増やしていきやすいので重要ですね。
感情的にならない
株式投資を行っていると、急激に株価が上がったり下がったりすると、とても感情が動きます。保有銘柄が大幅に上がったときは嬉しいですし、大幅に下がれば悔しい時や悲しいときも出てくるかもしれません。含み損が増えるとさらに投げやりになってしまい、正常の判断ができなくなってしまうとさらに損を大きくする可能性が上ります。
感情に流される前に、利益を確定したり損切をしたり、一通りの対処をしていきましょう。
一喜一憂もしない
株価は常に上がったり下がったりします。その日々の株価の動きに毎回一喜一憂していると、正直身体が持ちませんし、判断も遅れがちになります。せめて株価が動いているときは、冷静になって状況を把握しておきましょう。
損切を覚える
初心者の一つの壁が損切です。株価が下がって損をするというときに、損が大きくなる前に売却をしておくのですが、初心者はその損を怖がって売却をせず、再び株価が上がることを期待してそのままにしておくことがよくあります。大抵は大きく損をしてそのままということがありますので、大きく損をする前に小さい損で終わらせる事が必要になります。
株式投資は読みですので、外れることもあります。そういうときは、すぐにやり直して別の売買に進むほうが、後々良いと言えます。
上昇トレンドをフォローする
初心者の人は、上昇トレンドを追っていくのが良いです。つまり、株価が強く上昇している最中の銘柄を買って、高くなったら売るということを行います。初心者の方はまだ信用売はできないと思いますので、下落時に儲けることはできません。ですので、まずは株価が上がっていく流れに乗った銘柄を狙っていきましょう。
株主優待や配当をもらう
一番気楽な株式投資といえるのが、配当金や株主優待をもらうことです。ずっと株を保持しているのであれば、株価の上下を気にする必要はありません。よほどの事がなければ株価は落ち着いてきますので、大きく株価が落ちても心を落ち着けましょう。
安くなった株を買い足すという手法もあるので、「株が安くなったのでチャンス」と思えれば、投資の点では良いですね。
まとめ:初心者は無理をしないで勝ちパターンを覚えよう
初心者が株式投資を行う場合、大きな勢いにのって株価が上がっている銘柄を買うのがおすすめです。所謂順張りというやつですが、投資家はそれぞれのルールにそって投資を行っていますので、株価が上がっている銘柄をいくつも見ておけば、どのような状況で株価が下がるのかがなんとなくでもわかってきます。
そういう経験が積み重なると、投資してはいけない銘柄、投資するべき銘柄が見えてきますので、まずは株価が上がっている銘柄をいくつも見て勉強をしていきましょう。○