大手外食チェーンの中でも、株主優待で大人気なのが吉野家ホールディングスです。
吉野家は言うまでもなく牛丼でお馴染みの吉野家ですが、他にもグループ会社として、京樽、はなまるうどん、などもあり、結構いろいろなブランドがあります。
外食チェーンの株主優待を見るときに、真っ先に検討するのが吉野家ホールディングスです。
その人気の株主優待の内容を見ていきましょう。
吉野家ホールディングスの株主優待
吉野家ホールディングス株主優待は
「株主様ご優待券」
です。これの為に吉野家ホールディングスの株を所有している人がかなり多いのです。
株主様ご優待券
外食吉野家グループのチェーン店で使える「株主様ご優待券」、つまり食事割引券が吉野家ホールディングスの株主優待ですね。
人気なのはその額面。300円分の割引券10枚が1つの冊子になっています(3,000円分)。これが半年に1回送られてくるので、1年で6,000円分の割引券がもらえることになります。
さらに1単元100株で半年に3,000円分の優待券ですが、保有株数によってもらえる優待券の枚数が変わってきます。1枚300円の額面ですので、牛丼並1杯でも使いやすくなっています。
株主優待で貰うことができる枚数は
- 100株以上保有:10枚(3,000円分)
- 1,000株以上保有:20枚(6,000円分)
- 2,000株以上保有:40枚(12,000円分)
です。
1単元の100株保有で貰える優待券が1番還元率が良いので、基本は1単元100株を保有になります。2016/08現在は株価は1,430円ぐらいですので、100株は143,000円ほど。
優待券の還元率は年間4.2%ほどになり、株式の配当を合わせると5.6%くらいと、なかなかのものになります。
株主優待券が要らない場合
吉野家に行かないのであれば、株主優待券を使わずに吉野家の方へ返送すると「吉野家外販商品詰め合わせセット」に交換してもらえます。内容は変わる可能性もありますが、「牛丼の具、豚丼の具、親子丼の具、唐辛子」の詰め合わせセットになっています。
2016/08確定分のものは「牛丼の具、豚丼の具、焼鶏丼の具」の詰め合わせになっていました。返送方法をまとめておきましたのでこちらもどうぞ。
吉野家から株主優待券が届いたので、商品をもらうために返送する
これも不要な場合は、金券ショップなどに流している人もいるようです。
注意点
細かな注意点です。
- 株主優待券は一度の会計で複数枚使えますが、株主優待券だけの支払いではお釣りは出ません。お釣りが出る支払い方法(現金、ジェフグルメカードなど)と合わせて使うと無駄がなくなります。
- 使用期限がありますので、期限切れまでに使いましょう。
- 権利確定は2月末、8月末になりますので、権利付き期日まで(3日前)には購入しましょう。
まとめ
外食チェーンの吉野家を利用する方はかなり気になる株主優待になります。
10万円台の投資額で年間6,000円分もの優待を受けられる銘柄はそうそうありませんので、初めて株主優待目的で株を買う方には非常にお勧めの銘柄になります。
配当自体ははそんなに良いとは言いませんが、それ以上の株主優待の価値がありますので、検討してみてはいかがでしょうか。○