今では少しずつ浸透してきた株式投資をして株主優待をもらうというオトクな方法ですが、その中の銘柄の一つ、マクドナルドホールディングスの株主優待は人気があります。
もちろん人気がある理由は、マクドナルドで使える無料引換券で、交換する商品によってはかなりお得となっています。ですので、マクドナルド好きの方は株主優待目的で株を保有している人が結構いるのですね。
そんなマクドナルドホールディングスの株主優待の内容を、今回チェックすることにしました。
マクドナルドホールディングス株主優待の内容
マクドナルドホールディングス(2702)の株主優待は、いわゆる食事券です。
内容は、「バーガー引換券、サイドメニュー引換券、ドリンク引換券」が1シートになっていて、それが6枚で1冊になっています。
引換券はそれぞれ切り離せるようになっていて、バーガーだけ、ドリンクだけのように使えますので無駄は少なくなります。
もらえる引換券の数などは
100株~ | 株主優待券1冊 |
300株~ | 株主優待券3冊 |
500株~ | 株主優待券5冊 |
6月末、12月末にマクドナルドホールディングスの株を保有していれば、約3ヶ月後に郵送で送られてきます。100株、300株、500株がいちばん率が良い保有数になり、優待がもらえる最低保有数は100株で約498,000円(2017/9/29現在)です。
株主優待券の有効期限は3ヶ月後に到着してから概ね半年で、6月分でしたら9月に届き、有効期限が来年3月末になります。
使える条件
マクドナルドホールディングスのサイトでは以下のようになっています。
・日本国内のマクドナルド店舗でご利用いただけます。
(一部ご利用いただけない店舗もございます。)
・マックデリバリーサービスではご利用いただけません。
・シートは切り離して1枚ずつご利用いただけます。
・バーガー類お引換券は、バリューセットのメインにお選びいただける商品(期間限定商品、朝マック商品(朝マック時間帯のみ)を含む)いずれかおひとつとお引換えいただけます。
(一部の商品ではご利用になれない場合がございます。)
・サイドメニューお引換券は、バリューセットのサイドにお選びいただける商品(期間限定商品、朝マック商品(朝マック時間帯のみ)を含む)いずれかおひとつとお引換えいただけます。
(一部の商品ではご利用になれない場合がございます。)
・ドリンクお引換券は、バリューセットのドリンクにお選びいただける商品いずれかおひとつとお引換えいただけます。サイズのある商品はS・M・Lの中からお選びいただけます。
(一部の商品ではご利用になれない場合がございます。)
・マックシェイク・マックフロートは、販売時間(10:30~翌1:00)のみお引換えいただけます。
・バーガー類お引換券、サイドメニューお引換券およびドリンクお引換券を同時にご利用いただいた場合に限り、ハッピーセットとお引換えいただくこともできます。
・バーガー類お引換券、サイドメニューお引換券を同時にご利用いただいた場合に限り、「ビッグブレックファスト」、「ビッグブレックファスト デラックス」のいずれかおひとつとお引換えいただくこともできます。
・有効期限は、株主ご優待券の表面に記載しております。
結構いろいろ書いてありますが、メニューの制限は少ないので、結構好きなものを選べると思いますよ。
マクドナルドの株主優待券を使ってみる
お店に行って株主優待券を使ってみます。
1シート使えば基本はバリューセットと同じような組み合わせになりますね。
レジで注文する時に、メニューを伝える前に「株主優待券を使う」ということを、伝えましょう。株主優待券を使わないものも「優待券を使わない分」などを伝えれば一緒に注文できますね。
選べるバーガー
バリューセットで選べるハンバーガーの他にも、値段が高い特殊なもの以外は大抵大丈夫です。月見バーガーや限定月食バーガーのような季節限定ハンバーガーも大丈夫。2017/09/30時点では特に駄目なバーガーは無さそうです。概ね500円以下のものは問題なしですね。
選べるサイドメニュー
バリューセットで選べるものは大丈夫です。ポテトのようにサイズがあるものは好きなサイズを選べます。ポテトLが基本でしょうか。
選べるドリンク
バリューセットで選べるドリンクは無条件で選べます。さらにマックシェイクも大丈夫。もちろんサイズも好きなサイズを選べます。フロートも選べたりしますので、その都度クルーに聞きながらのほうが良いですよ。
選ぶ例1:グランクラブハウスセット
セットで購入すると790円ほどで、さらにサイズアップしてみます。
バーガー:グランクラブハウス
マクドナルド起死回生のバーガー。バンズも通常と違ってもちもちな感じ。高いけれどもマクドナルドのメニューの中では結構おすすめ。野菜嫌いであればやめておきましょう。
サイド:マックフライポテトLサイズ
単品価格は高いけれども原価は安いポテト。おなかいっぱい食べたいのであれば、サイドメニューの中で一番おすすめ。
ドリンク:マックシェイクM
単品でMは頼みづらいので、セットにするのがおすすめのシェイク。もちろんMサイズにアップ。期間限定のメニューでも交換可能(今回はチェルシーシェイク)。
この構成でセット価格790円+ポテト増量50円+ドリンク増量20円=860円になります。単品価格ですと、490+320+200=1010円になります。ドリンクをキャラメルラテMなどにするとセットメニュー換算で60円、単品価格としては90円アップになりますね。
選ぶ例1:安いセット
安いセットもついでに考えてみると
- バーガー:チキンクリスプorハンバーガー
- サイド:ポテトS
- ドリンク:ドリンクSサイズ
これで、単品価格の合計350円ほどになるでしょうか。わざわざこういう頼み方はしないと思いますが、こういう組み合わせもできるはずです。
何故お得なのか
マクドナルドのセットメニューは結構値段が張って、ものによっては700円位になることもありますし、サイズアップをすると追加料金がかかります。ですが株主優待を使うと、ハンバーガー+サイドメニュー+ドリンクをサイズアップ含めて追加費用無しで柔軟に選ぶことができ、単品価格で1000円以上するような組み合わせも可能な場合があります。
そう考えると、1冊で6,000円以上の優待で年2回で12,000円以上の優待をもらえると言うことになります。セット価格ですと金額は少なくなりますが、それでもバリューセットは500円以上しますので、安く見積もっても1冊3000円分になって年間6000円分食べることができますね。
株主優待をもらうには株の保有資金として、500,000円ほどかかってしまいますが、万単位の優待に繋がるということで、マクドナルドが好きであればかなり嬉しいのですね。単純に考えると、6シートあるということは、ひとりの2日分の食事が賄えるということです。
最近のマクドナルドは結構値段がするメニューがあり、高いメニューを株主優待で食べるという満足感もあって、人気があるのだと思います。
いつも、チキンクリスプを食べている私は、通常価格でグラン系のバーガーに手を出す勇気はありませんです。はい。
マクドナルドの株主優待まとめ
マクドナルドの株主優待は、最近株価が上がってきて優待還元率は下がっていますが、年間10,000円以上にもなるかもしれないので、お得と思える人にとっては結構良い優待です。
外食産業ですので株価の上下は結構ありますが、安くなる時期に購入しておけば忘れた頃に優待が送られてくることでしょう。
また、株を保有していなくても、株主優待券が送られてくる頃(3月、9月末)にはオークションサイトやフリーマケットサイトに流れますので、それを手に入れて通常よりも安く食べることもできますね。相場は1冊3,000円~3,700円くらいでしょうか。安いバリューセットでトントンくらいですので、豪華に行けば元は取れるはずです。
年額としては大きめのマクドナルドの株主優待を利用して、普段は頼むのに気が引けるような組み合わせで交換してもらいましょう。いつもと違う感覚になるかもしれませんよ。