エスクァイアマイナーチェンジ

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新型エスクァイア「Premium Package」はおすすめ?Giとくらべてみよう

マイナーチェンジからほど経ったエスクァイアですが、今回はPremium Package(プレミアムパッケージ)という、グレードが存在します。

言うなれば特別仕様車のような感じですので、ベースグレードのGiに比べると装備などが良くなっています。その装備にどのくらいの感じるかどうかは人それぞれですが、Giとの価格差と装備の差を考えると決して高いわけではなさそうです。もちろん、Giが高いかどうかは別として。

安全性などを考えるとPremium Packageはベースグレードと比べればおすすめと言えるのですが、内容がわからないとなんとも言えませんね。

ここで、GiとPremium Packageを比べてみて、価格が高くなった分の価値があるのかどうかを、前のモデルの特別仕様車も含めてチェックしておきたいと思います。

エスクァイアの“Premium Package” について

エスクァイアに設定されているプレミアムパッケージは、ベースグレードのHYBRID GiとGi7人乗り(2WD、4WD)に設定されています。独自の機能追加されているので、エスクァイアの中では一番良いグレードという位置づけになります。

価格も数万円上がりますが、追加機能もありますのでその価格差分の価値があるかどうかが、ベースグレードとプレミアムパッケージのどちらを購入するかという点になります。

まだ場所によってはマイナーチェンジ前のものもあるので、それも踏まえてチェックしていきます。

Premium Packageと通常グレードの違い

まずはベースグレードとの違いです。プレミアムパッケージだからこその装備ですね。

  • LEDコーナーリングランプの有無
  • 自動防眩インナーミラーの有無
  • LEDルームランプの有無
  • ステアリングヒーターの有無

結構地味めの装備です。

LEDコーナーリングランプの有無

プレミアムパッケージ限定の機能です。交差点などで曲がる方向を照らして歩行者などを見えやすくするという安全機能です。コスト高になるので今まであまり装備されてきていませんでしたが、プレミアムパッケージで標準装備されました。

この機能はあっても感動は薄いですが、無いクルマと比べると違いがわかると思います。地味ながら良い装備なのですね。

自動防眩インナーミラーの有無

ルームミラーが後続車のライトで照らされて眩しい時に、自動的に眩しくないようにするオプション装備です。ミラーが眩しいと前を見るときも見づらくなる時がありますが、手動でミラーを操作するのは結構手間ですし、走行中に防眩の操作も危険が伴います。

安全に運転するにおいて、自動防眩インナーミラーは、地味ながらも役に立つ装備なのです。

LEDルームランプの有無

かなり地味な機能ですが、同乗者も含めて高齢になるにつれておすすめの装備になります。

若くて元気な人であればルームランプがハロゲンランプからLEDになっても、ちょっと明るくなるくらいの印象になるかと思いますが、LEDに慣れるとハロゲンに戻ると見づらく感じて、ハロゲンランプに不満を感じるようになるかもしれません。

私も感じてきていることですが、年齢が高くなってくると暗い所を見る能力が落ちてきます。夕方になると周りが見にくくなってきたなど、暗いところの視力に不安が出てきている方には、LEDルームランプは結構大きなポイントになります。

また、ランプの電球が切れにくくなるので、電球交換はあまり気にする事が少なくなりますね。

ステアリングヒーターの有無

冬場にステアリングが冷たくて手がかじかんでしまって運転しにくいということを軽減してくれる機能です。手が冷えてしまうと運転操作に影響がでますので、危険が少なくなるという地味ながらも良い安全装備ということになります。

ブラックテーラードとプレミアムパッケージの目立った違い

ついでと言ってはなんですが、現行モデルの違いに加えて、マイナーチェンジ前の特別仕様車「ブラックテーラード」と現行の「プレミアムパッケージ」の違いです。特別仕様うんぬんはあまり関係なく、マイナーチェンジ前と後の違いが主になりますね。

劣化した部分は基本無く、機能追加ばかりです。装飾に関しては好みもあるので、そちらは許せる範囲であれば気にしないでおきましょう。

  • フロントランプのハイビームもLED
  • 2.1A USB充電端子が標準装備に
  • 助手席後ろにあるセカンドシート用テーブル追加
  • パワースライドドア予約ロック機能追加
  • バックドアイージークローザー追加

こう見ると、地味ながら便利になっています。ハイビームがLEDというのは実用上はあまり気になりませんが、使っているからこそわかる良いマイナーチェンジ項目です。

2.1A USB充電端子が標準装備に

クルマで移動するときに、車内でスマートフォンなどを充電するのは今では普通にありますが、充電用のUSB端子が標準装備になったのは結構ありがたいです。

出力は2.1Aが2つありますので、大きな不安は無いと思います。車載用充電器でアクセサリーソケットを使わずに済むので、良い追加装備と言えます。

助手席後ろにあるセカンドシート用テーブル追加

助手席の後ろにテーブルがあるのも、ちょっとした時に物をすぐに置けるので、結構便利です。クルマの中は物を置く場所スペースは思いの外少ないのですね。

ドリンクホルダーはあったとしても、小物をちょっと置くような用途の置き場所はなかったので、軽く食事をするなどのときに役立ちますね。

パワースライドドア予約ロック機能追加

文字で見るとわかりにくいのですが、この機能は「パワースライドドアが閉まっている最中に、クルマのロックをすることができる」というものです。

Giグレードはキーレススマートエントリーシステムが標準ですので、外からクルマのロックをする方法は2通りあります。スマートキーのスイッチでロックするか、スマートキーを携帯してフロントドアのハンドルにあるセンサーに触れてロックするかですね。

マイナーチェンジ前は、ハンドルのセンサーでロックする場合、すべてのドアがきちんと閉まってからでないとロックはできなかったので、スライドドアが閉まりきるまではその場で待っている必要がありました。

ですが、マイナーチェンジ後はスライドドアが閉まっている最中でもセンサーに触れれば、ドアがすべて閉まった後に自動ロックがかります。ドアがすべて閉まる前にクルマのロックする予約ができるので、すぐにクルマから離れることができます。

なお、トヨタのキーレスエントリーシステムでは、スマートキーのスイッチでクルマのロックをする人と、キーをカバンに入れっぱなしでキーレスエントリーを使う人と分かれますが、このアップデートは後者のキーをカバンに入れっぱなしの人(つまり我が家)には、ドアが閉まるまで待つというもどかしさが無くなる便利な機能なのですね。これも地味ながら良いアップデートです。

スマートキーのスイッチでの予約ロックはマイナーチェンジ前でもできましたので、スライドドアの開閉やクルマのロックをスイッチ操作する人にとっては、あまり縁がないアップデートです。

バックドアイージークローザー追加

これも地味ながら良い追加機能です。バックドアは最後に閉めると結構半ドア状態になりやすいのです。そして、走り出したときにバックドアが開いていると警告されて、そのときにようやく気づく場所でもあります。

特に力がない女性がバックドアを閉める場合に起こりやすい半ドア状態を、イージークローザーで無くすことができるので、半ドア状態で警告を受けてイライラするようなことがなくなります。

プレミアムパッケージとベースグレードの価格差

追加機能がわかったとしても、価格差が気になります。あまりにも車体価格に違いがあればお得でもなんでもありません。

Premium Package Premium Package
(北海道地区)
ベースグレード  ベースグレード
(北海道地区)
価格差  価格差
(北海道地区)
HYBRID Gi 3,358,800 3,381,480 3,300,480 3,323,160 58,320 58,320
Gi 2WD 7人 2,980,800 3,046,680 2,922,480 2,988,360 58,320 58,320
Gi 4WD 7人 3,186,000 3,251,880 3,127,680 3,193,560 58,320 58,320

どのグレードでもプレミアムパッケージとの差は58,320円(税抜き54,000円)です。この価格差をどう見るかで、プレミアムパッケージがお得かどうかを判断することになります。

前述のとおり、ベースグレードとプレミアムパッケージの主な装備の違いは

  • LEDコーナーリングランプの有無
  • 防眩インナーミラーが自動有無
  • ルームランプがLEDかどうか
  • ステアリングヒーターの有無

となります。あとは、車内の加飾などの特別感がでてくる見た目の違いになりますね。これらの装備はオプションが存在すれば、58,320円以上の値段はするものですね。LEDコーナーリングランプだけでもこの値段では付けられないかもしれませんね。

実際はオプション設定がないものばかりですので、安全を重視するのであれば、ベースグレードのGi系よりはプレミアムパッケージにするのは悪くない選択です。安いXiと比べるのであれば、機能と値段差との相談となりますね。

ついでにマイナーチェンジ前の特別仕様車とプレミアムパッケージの値段を比べてみます。

Premium Package Premium Package
(北海道地区)
Black-Tailored  Black-Tailored
(北海道地区)
価格差  価格差
(北海道地区)
HYBRID Gi 3,358,800 3,381,480 3,295,963 3,343,483 15,317 37,997
Gi 2WD 7人 2,980,800 3,046,680 2,955,273 2,979,033 25,527 67,647
Gi 4WD 7人 3,186,000 3,251,880 3,160,473 3,184,233 25,527 67,647

定価ベースで考えると、マイナーチェンジでコストパフォーマンスが上がったということになります。前モデルをあえて買う場合は、それなりの値引きがないと逆にもったいないと感じますね。

マイナーチェンジで細かい所が良くなったと改めて感じられる結果となりました。

エスクァイア プレミアムパッケージまとめ

2017年のマイナーチェンジ後のエスクァイアのプレミアムパッケージは、エスクァイアの中で最高級のグレードということで一番高価になっています。

ですが、追加装備と値段差を考えるとコストパフォーマンスはベースグレードよりも高いと言えるので、追加された機能に魅力を感じるのであれば、プレミアムパッケージを選んでみるのも良いでしょう。

プレミアムパッケージの追加装備は安全装備関連が多いので、より安全に運転したいのであれば、プレミアムパッケージはエスクァイアの中で一番おすすめできるグレードです。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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