JPN TAXI

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TOYOTAの新タクシー「JPN TAXI」は大いに期待

トヨタ自動車が新型タクシー車両を発売したということで、ネットニュースで話題になりました。

タクシー車両を本格的に製造しているメーカーは、今はトヨタくらいしかないのですが、そのトヨタが意欲的なクルマを開発したので注目が集まりました。

その名も「JPN TAXI」で、タクシー車両を作っているのがトヨタくらいしか無いのを良いことに、かなり思い切ったネーミングにしています。ですが、東京オリンピックを視野に入れて開発しているはずの意欲作なので、トヨタ自動車の自信が伺えるともいえます。

技術的なことはニュースに任せて、利用者目線でどのようなところが良さそうかを見ていきたいと思います。

トヨタ自動車の「JPN TAXI」について

トヨタ自動車が次世代タクシー車両ということでリリースしたのが「JPN TAXI」です。

最初からハイブリッドカーとして開発されていて、さらにユニバーサルデザインという簡単に言えば「誰でも使いやすい」デザインを採用しています。燃費が良くて障害者の方や高齢者の方でも利用しやすいデザインという、タクシー会社にとっても利用客にとっても良いクルマということになります。

JPN TAXI 後部座席

写真を見る限り、後部座席はゆったりで、荷物はあまり置けない感じのレイアウトのようです。ですが、奥のシートを倒して荷物を置けるような感じにも見えますので、ミニバンと同じような取り回しができるかもしれません。

JPN TAXIスライドドア

実は重要な点が一つあり、後部ドアがスライドドアということです。日本のタクシーは自動で後部ドアが開きますが、スライドドアであれば大きく避ける必要が無いのですね。入り口の前に立っていればドアが開いてすぐに乗降ハンドルをつかむことが出来ます。

タクシーの前に立って、動かずにクルマに手を添えることができるのは、結構大きいポイントなのですね。タクシードライバーにとっても、スライドドアは使いやすくなるはずですので、タクシー専用車でスライドドアを装備したのは非常に喜ばしいです。

JPN TAXIは利用者にとって良いクルマか

今あるタクシー車両と比べてどうかという感じがしますが、とても良いクルマだと思います。

現行のタクシーで使われているトヨタ車と比べてみても、タクシー車両でよくあるセダン「コンフォート」よりも乗りやすく、アルファードほど床も高くありませんし、窓も大きくて視界が良好です。もちろんプリウスと比べるのはもってのほかです。

良いとこ取りというよりも、タクシー車両を突き詰めていったら出来たクルマと言う感じがして、乗用車でも十分通用する感じもしますね。

外見の格好は多少レトロっぽい印象も無いことも無いですが、利用しやすさを考えて作られたクルマということで、タクシー使用車の多くは変わっていくかもしれませんね。

JPN TAXIは期待できるクルマ

トヨタが次世代タクシー車両としてリリースした「JPN TAXI」は、既存のタクシー車両と比べると、非常に利用しやすくて、悪い面が見当たりません。

見た目がタクシーとひと目でわかるということで、タクシーとハイヤーの両用車両が多い関西方面では少し鈍いかもしれませんが、それでもタクシー利用が多いエリアで使うだけでも良さそうな感じです。

まずは東京オリンピックで賑わいそうな東京を中心に広がっていくと思いますが、少しずつでもコンフォートやプリウスと入れ替わりでJPN TAXIが増えていくと、利用する側としても嬉く思います。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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