生活の上ではクルマは欠かせないものになっています。ですが、クルマは凶器と言われるくらい、使い方によっては危険なものでもあります。
普段きちんと運転できていても、ちょっと気を抜いたりよそ見をしただけでも、交通事故などが起こってしまう場合があります。そのくらい、クルマの運転は注意して行わなければなりません。
そんな中ひとつ忘れがちなことがあります。
酒酔い運転や酒気帯び運転は重い罰則があるのはご存知だと思います。ですが、運転する人は一度は体験したことがあろう居眠り運転も場合によっては過労運転とみなされて酒気帯び運転と同じくらいの違反となる可能性があるのです。
過労運転とは
過労運転は、クルマを正常に運転できない状態で運転したときに該当することがある違反です。違反点数で言うと、無免許運転や酒気帯び運転(0.25以上)と同じ25点の重大なものになっています。
ですので、酒を飲まなければ酒気帯び運転にはなりませんが、生きている人誰もが必要な睡眠が足りない場合、居眠り運転をして運が悪いとそれだけで免許取り消しになる可能性があるのですね。
クルマに乗るときは健康状態が良いことが安全であるための基本条件なのです。
居眠り運転について
居眠り運転は、睡眠不足や疲れているとやりがちになります。この居眠り運転をして事故を起こしたときに、過労運転になるか安全運転義務違反になるかが決まります。
違反点数は、過労運転25点、安全運転義務違反2点です。15点で免許取り消しになりますので、25点は一発で取り消しになりますね。
どちらで判断されるかは、その時次第なのであまり気にしても仕方がありません。仕事などでずっと運転などをしていて休息が取れない状態でいた場合は過労運転と判断されることはあります。極端な寝不足でも正常に運転できない状態とみなされて過労運転が適用されることも無いことはありません。何時間も運転しつづけていて休憩を取らなかった場合もですね。
これは事故を起こさなくても、警察官が現場で過労運転と思ったら捕まる可能性がありますので、元気で運転できる状態が望ましいです。交通安全を確保するためには仕方ないことなのです。
最後に
居眠り運転は判断ができない人が運転していることとなるので、かなり危ないのです。居眠りをしないためにもクルマを運転するときは体調をしっかりと整えて、居眠りするような状態にならないように心がけましょう。事故が起こってからでは遅いのですから。○