リーク情報がいくつか出ていましたが、トヨタがノア・ヴォクシー・エスクァイアのマイナーチェンジを行いました。
5ナンバーのハイトールミニバンの中でもかなり売れ筋のクルマなのですが、トヨタはなかなかのマイナーチェンジをしてきたと思います。
前モデル(HYBRID Gi特別仕様車)ユーザーとして、今回のモデルチェンジについて見てみたいと思います。
エスクァイア前モデルとの違い
マイナーチェンジをするということで、前のモデルよりは良いところ悪い所があると思います。
- ハイビーム、フォグランプがLED標準
- LEDコーナーランプ装備グレードあり
- リアエアコンが全車種に装備できるように(オプション含む)
- コンソールボックスが大幅刷新
- バックドアのイージークローザーが追加
といったところですね。結構良い変更が多いので、前モデルユーザーとしても嬉しい限りです。この5点の変更点は、自分で乗っていて有ったほうがよいと思う装備ばかりなので、よいところを更新したと感心しています。悪いところは特になさそうですね。
右左折時に結構暗いときが多かったので、コーナリングランプが欲しいと思ったときが少なからずありましたし、リアエアコンは夏場に家族が乗っているのであれば必須といえます。コンソールボックスは正直使い勝手がすごく悪かったのですが、大幅刷新で多機能の良いものに変わっています。バックドアも地味に半ドアになりやすく、閉めたつもりでも発進時に警告を受けることが時々ありました。イージークローザーがあるとそういう心配もないのでありがたいですね。
ハイビームがLEDというのは地味ですが、ハロゲンがいきなり切れても困りますので、それはそれでよいと思います。
また、見た目の部分はざっくりと
- ピラーから天井が黒
- フロントマスクの意匠変更
- リヤコンビランプやガーニッシュの変更
- ホイールの変更
などありますが、見た目は好みなのでこれと言って言うことはあまりありません。強いて言えば、アルファードの意匠に寄せてきている感じでしょうか。ヴォクシーはヴェルファイア寄せということで、トヨタのデザインの方向が決まってきた感じになのでしょうか。
見た目はさておき、今回のマイナーチェンジは結構良いものと思って良いでしょう。
新型エスクァイア HYBRID Gi“Premium Package”とHYBRID Giの違い
プレミアムパッケージが3,358,800円〜、HYBRID Giが3,300,480円〜と、6万弱ほどしか値段差がないプレミアムパッケージですが、何が違うのかが気になりますね。例のごとく見た目はあまり気にしないで重要な装備関係で違いを見てみると。
- LEDコーナリングランプ
- 自動防眩インナーミラー
- ステアリングヒーター
の3点が特殊な装備になっていますね。これもなかなか良いもので、LEDコーナリングランプは事故防止に役立ちますし、自動防眩インナーミラーも同じです。ステアリングヒーターは快適装備にはなりますが、正直HYBRID Giを買えるユーザーであれば、プレミアムパッケージの方を購入したほうが良い感じがしますね。
値段差の割に装備がかなりお得な感じですので、ぜひともプレミアムパッケージをおすすめしたいところです。
新型エスクァイアまとめ
ノア系3車種のマイナーチェンジということで、エスクァイアも良いマイナーチェンジになったと思います。
デザインも好みはあるものの、今の流行に乗ってきていますし、機能も弱点を潰してきている所があります。もともとバランスが良いクルマでしたので、それがさらに良くなったと言えますね。安全装備のトヨタセーフティセンスはCのままですが、安全運転を心がけていればCでも特に問題ないと思います。
5ナンバーミニバンのひとつの選択としてエスクァイアを検討してみてはいかがでしょうか。○