日産ノートe-POWER

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まずは乗ってみよう!加速が良いコンパクトカー日産e-POWERノートの特徴まとめ

日産から発売された新型ノートがニュースに話題になるくらい大人気になっています。

特に日産のクルマが29年ぶりに月間登録車ナンバーワンになったという、日産の歴史に刻まれるくらいの大きな出来事として、いわゆる三菱ショックの影響をモロに受けていたことも忘れさせるくらいのインパクトをクルマ業界に与えることができて良かったと思います。

そして、売れている新型ノートの中でも大半の人が選んでいるモデルが、e-POWER搭載のノートです。

クルマ専門のニュースメディアなどでは「シリーズ・ハイブリッド」と称されているタイプのもので、「ガソリンで動く電気自動車」というものです。消費者にとってはハイブリッドの種類自体は結構どうでもよくて、気になるのは

  • 燃費
  • 車両価格
  • デザイン(見た目、機能性)

です。特に日本では燃費が重要視されるので、燃費が少々ライバル車から少しでも良い数値が出ているとそちらに興味がうつるのですね。

そういうポイントも抑えて、e-POWERノートは全体のバランスが高めの良いパッケージになっていると思います。

日産e-POWERノートについて

大人気の日産e-POWERノートの簡単な特徴です

  • ライバル車はフィットハイブリッド
  • EVモードは度外視
  • 走りが静かでパワフルなコンパクトカー
  • 安全装備もきちんと対応
  • ワンペダルで加減速可能
  • Sグレードは気にしない

e-POWERノートは色物っぽく見えますが、力を入れて作られたクルマなので、基本的なことは問題ないですよ。

ライバル車はフィットハイブリッド

e-POWERノートは新機軸の割に低価格に抑えるというパッケージになっているので、EVモードで長く走れて燃費が良いという立ち位置にいるクルマではありません。構造上「ガソリンで走る電気自動車」ですが、殆んどの時間は発電用エンジンが動きっぱなしで走るようになっています。

ライバル車のトヨタのアクアやプリウス、ホンダのフィットハイブリッドと比べられますが、強いて言えばライバル車はフィットハイブリッドで、プリウスやアクアは極端な燃費ありきなクルマで居住性は後回し、という毛色が違うクルマです。基本はコンパクトカーをハイブリッド化したフィットハイブリッドとe-POWERノートを比べるのがおすすめです。トヨタ車と比べる場合はヴィッツのハイブリッドが出た時に考えましょう。

EVモードは度外視

EVモードでは殆んど走れないと、クルマ系サイトに書いてありました。日産の電気自動車であるリーフとは違い、大量の電池を積まないことにより重量軽減、居住空間増加、価格低減が見込まれます。全く電池を積まないのは安定走行に影響が出るので、最低限の電池を載せているくらいの感じでパッケージされています。

走りが静かでパワフルなコンパクトカー

走る、止まる、曲がるが結構素直なクルマになっています。普通のハイブリッド車ではEV走行できないくらいに良い加速ができますので、試乗した人が購入に至りやすいポイントになっています。これはリーフで培った技術が生かされていて、リーフの強力なモーターを車重が軽いノートに積んだことによって、コンパクトカーとは思えない加速が実現できました。

走りが静かなのは、モーター駆動なのでもともと静かというのと、発電でエンジンが動いていてもあまり回転数が上がらないのですね。ですが、スピードをかなり上げると電池に蓄えた電力とエンジンで発電する電力を両方使わなければならない消費電力になるので、その時は多めに発電するためにエンジン音がかなり大きくなります。いわゆる省エネ運転であればコンパクトカーの中でもかなり静かに走ることができます。居住性を高めた上位グレードのMEDALISTシリーズですと、さらに静かになるようです。

安全装備もきちんと対応

インテリジェントアラウンドビューモニターなど、クルマの周囲を確認する安全装備もきちんとオプション対応していて、緊急ブレーキとレーン逸脱警報も標準装備です(グレードS除く)。日産車の売りのひとつなのですが、安全装備に関してもe-POWERノートには抜かりありません。この点もアクアがライバルにならない点のひとつです。

ワンペダルで加減速可能

モーター走行ならではとも言える機能ですが、ガソリン車でもやれないことはないものです。

通常、アクセルペダルは「踏めば加速、離せば特になし(エンジンブレーキはかかる)」というものですが、ワンペダルモードにするとアクセルペダルを「踏めば加速、離せばブレーキ」という動作になります。

なんとなく昔のラジコン的な操作に感じますが、ペダルの踏み間違えという最近よくニュースに出て来る事故が減ることが期待されています。もちろん、普通のアクセル操作とは別にワンペダルでもできるというものですので、ワンペダルを使わなくてはならないということはありません。慣れると操作が簡単だという意見が多く、慣れなければ単に使わないとのことです。

なお、減速中はブレーキランプも点灯します、クルマが止まる時にはフレーキランプは消えますので、停止時にはブレーキペダルを踏んでおく必要はあります。

Sグレードは無かったものとして気にしない

一番安いSのグレードは、値段も安く、燃費もよいのですが、エアコンも安全装備も無いようなグレードです。燃費を売りにするためだけのグレードですので、e-POWERノートの内容を見る場合は少なくてもX以上のグレードを見ておきましょう。オプションでエアコンが出るとも言われていますが、SとXの価格差を考えると最初からXでいきましょう。

これは日産に限らずトヨタでもホンダでも同じで、ライバル車でも一番安いグレードは燃費が良いのです。ですが、実際に載るであろうグレードを見ると一番燃費が良いグレードよりも燃費が下がったものが多いので、他社のクルマを比較するときも実際に乗るであろうグレード同士で比較しましょう

まとめ

e-POWERノートはパッケージ勝負のクルマになっています。EV走行などの個別の性能に関しては大きく出ているものは加速以外はさほどありませんが、走行性能、静粛性、燃費、価格、安全装備などのバランスを良い価格でまとめたコンパクトカーとしてはかなり良いものになっています。

試乗車を大量に用意してアピールするくらいのコンパクトカーですので、日産の自信がかなりあるということになります。

燃費が良く加速も良い静かなコンパクトカーという、実は難しいものを実現しているので、そういうクルマを欲しい方やe-POWERのクルマに興味がある方は、ぜひ日産ディーラーで試乗してみましょう。日産の電気自動車の技術に心が揺らぐかもしれません。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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