マツダのボンゴのリコールです。シフトレバーとブラケットを接続している溶接部分の強度不足で破損して、ギヤ操作ができなくなるようです。結構危ないリコールなので、事が起きる前に対処してもらいましょう。
リコール内容
今回のリコール内容です。シフト関連なのできちんと対応してもらいましょう。
操作装置(セレクトレバー)
自動変速機のセレクトレバーにおいて、溶接設備の設定が不適切なため、セレクトレバーとブラケットの溶接が不十分なものがある。そのため、セレクトレバー操作により溶接部が破断し、操作できなくなるおそれがある。
セレクトレバー(シフトレバー)を支えるブラケットとレバー本体が外れてしまって、ギヤチェンジができなくなるようです。走っている時におきるとギヤが変更できずにバックさえもできなくなるでしょう。
壊れると大変なことになりかねないので、リコール対象車両のユーザーはぜひ対処してもらいましょう。
対策は、シフトレバーとブラケットの溶接部分チェックで、溶接が不十分であればレバーを交換することになります。中には良品もありそうですが、壊れてしまっては仕方ないので、壊れる前にチェックしてもらいましょう。
シフトレバーの交換ですと、そんなに時間はかからないと思いますが、アポ無しでできる整備でもありません。ディーラー等に予約を取ってから修理してもらうのがおすすめです。
対象車
平成 27 年 11 月 12 日~平成 28 年 6 月 7 日(計 4,289 台)
- ボンゴ
- バネット
マツダ
ボンゴ
DBF-SLP2L
SLP2L-100052 ~ SLP2L-100465
平成 28 年 1 月 27 日~平成 28 年 6 月 7 日
136台
日産
バネット
ABF-SKP2MN
SKP2MN-206120 ~ SKP2MN-206553
平成 27 年 11 月 12 日~平成 27 年 12 月 26 日
375台
ABF-SKP2TN
SKP2TN-117141 ~ SKP2TN-117757
平成 27 年 11 月 12 日~平成 27 年 12 月 25 日
442台
ABF-SKP2LN
SKP2LN-103567 ~ SKP2LN-103704
平成 27 年 11 月 12 日~平成 27 年 12 月 25 日
94台
最後に
シフトレバーのリコールですので、万が一破損があると大変なことになりかねません。ギアをニュートラルに入れられなくなったりと結構大きな内容ですので、できるだけ早めにリコール対応をしてもらいましょう。○