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マツダのディーゼルエンジン車にリコール(3885)。エンジンが止まる可能性も

スカイアクティブやらで知名度が上がったマツダですが、ディーゼルエンジン車においてリコールの届けがありました。

エンジンが止まる可能性があるリコールですので、ユーザーは早めにディーラーに相談しましょう。

リコール内容

ディーゼルエンジンでの吸入空気量制御が不適切で、不完全燃焼を部分的に起こしてススが不要に発生するようになっています。この発生したススが排気バルブ周りに集まって排気バルブが動きにくくなって、さらにエンジンの動作不良が進んで、パワー不足や振動が起こって、走行中にエンジンが停止してしまう可能性もあるようです。

対策

今回の不具合は、エンジンの動作によるものです。このエンジンの動作をコントロールしているコンピューターの制御プログラムを、対策を施した制御プログラムに書き換えます。そして、エンジンのススがたまっているであろう、インジェクターと排気バルブ周辺の清掃を行います。

部品交換は基本的に無いので、ディーラーの準備ができれば数時間で対策できるかもしれません。

対象車

2014/08/05~2016/08/08頃まで生産された、CX-3、アクセラ、デミオのディーゼルエンジン車で、117,000ほどが対象になっています。

最後に

エンジンの性能が良くても、制御するプログラムが適切でなければこういうことも起こります。

クルマの性能は、それぞれの部分のバランスによって保たれていますので、どこかに不具合が出たらクルマ全体の性能も下がってしまいます。

今回のマツダのリコールも、ハード的には大丈夫ですが、ソフト的な問題でした。結果としてエンジンが止まってしまう可能性があるリコールとなりましたので、ちょっとしたことでも大変になることがわかります。

燃費も変わりますし安全性の問題もありますので、できるだけ早急に該当車のユーザーはディーラーで対策してもらいましょう。

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  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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