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12ヶ月点検はやらなきゃ駄目!トヨタの12ヶ月点検に行ってきた

新車を購入してから約1年が経ちました。我が家のエスクァイアも元気に走っていますが、点検は定期的に行ったほうが良いのは言うまでもありません。

乗用車には法定12ヶ月点検というものがありますので、車検や新規購入から12ヶ月ほどで必ず受けなければなりません。新車1ヶ月点検、6ヶ月点検とは違い、法律上決められた点検なので、出費は痛いかもしれませんが必ず受けましょう。

ということで、いつものトヨタ店で法定12ヶ月点検を受けてきました。

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法定12ヶ月点検

法定12ヶ月点検は新車1ヶ月点検や6ヶ月点検とは違い、道路運送車両法で義務付けられています。

第四十七条 自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない。
(日常点検整備)
第四十七条の二 自動車の使用者は、自動車の走行距離、運行時の状態等から判断した適切な時期に、国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、制動装置の作動その他の日常的に点検すべき事項について、目視等により自動車を点検しなければならない。
2 次条第一項第一号及び第二号に掲げる自動車の使用者又はこれらの自動車を運行する者は、前項の規定にかかわらず、一日一回、その運行の開始前において、同項の規定による点検をしなければならない。
3 自動車の使用者は、前二項の規定による点検の結果、当該自動車が保安基準に適合しなくなるおそれがある状態又は適合しない状態にあるときは、保安基準に適合しなくなるおそれをなくするため、又は保安基準に適合させるために当該自動車について必要な整備をしなければならない。
(定期点検整備)
第四十八条 自動車(小型特殊自動車を除く。以下この項、次条第一項及び第五十四条第四項において同じ。)の使用者は、次の各号に掲げる自動車について、それぞれ当該各号に掲げる期間ごとに、点検の時期及び自動車の種別、用途等に応じ国土交通省令で定める技術上の基準により自動車を点検しなければならない。
一 自動車運送事業の用に供する自動車及び車両総重量八トン以上の自家用自動車その他の国土交通省令で定める自家用自動車 三月
二 道路運送法第七十八条第二号に規定する自家用有償旅客運送の用に供する自家用自動車(国土交通省令で定めるものを除く。)、同法第八十条第一項の許可を受けて業として有償で貸し渡す自家用自動車その他の国土交通省令で定める自家用自動車(前号に掲げる自家用自動車を除く。) 六月
三 前二号に掲げる自動車以外の自動車 一年
2 前条第三項の規定は、前項の場合に準用する。この場合において、同条第三項中「前二項」とあるのは、「前項」と読み替えるものとする。
(点検整備記録簿)

道路運送車両法

乗用車は通常、第四十八条三号に該当する自動車になるので、1年ごとに点検を行うとされます。つまり、1年毎に法律で点検することが義務付けられているのですね。新車購入時から1年後、2年後に法定点検、3年後に車検(点検含む)となり、以降は1年後に法定点検、2年後に車検の繰り返しとなります。

法定12ヶ月点検をやらないとどうなるか

行うことが義務になっている法定12ヶ月点検をやらないとどうなるかが気になる方はいらっしゃるかもしれません。法定12ヶ月点検のポイントとしては

  • ディーラーや工場だけではなく、実は個人でもできる
  • しなくても罰則はなし
  • 丸いステッカーは認証工場などでなければ張り替えられない
  • 事故を起こしたときなどに不利に働く可能性がある

などがあります。所定の点検を行うことが義務になっているので、その点検を行うことができれば法律上は問題ないということになります。

とはいえ、やらなくても特に罰則はないので、やらない人も結構多いのです。

青い看板がある民間車検場で使っているクルマでも、車検だけ受けて法定点検を受けていないというところもありますので、事故などがなければ特に支障はないという感じですね。

ですが、事故などが起きた原因が12ヶ月点検で見つけられたであろう不具合だったり、クルマが故障した時に点検で見つけられたであろう不具合が原因であれば、本来保証期間などがあったとしても保証が適用されないことがあります。

12ヶ月点検を受けた時の流れ

法定12ヶ月点検で行われたやりとりです。

  1. 法定12ヶ月点検についてのハガキがひと月前くらいに届きました。今回は予定もありましたので早めに電話をして予約しました。
  2. 当日、販売店にクルマを持って行きます。
  3. あとは、販売店スタッフにクルマを預けて点検してもらいます。
  4. 約1時間ほどで点検完了し、メカニックから点検内容の簡単な説明を受けます。交換した部品や消耗品、タイヤの空気圧調整くらいで、あとは特に何も問題ないと説明されました。
  5. あとは、会計を済ませてクルマを受け取って帰ります。

法定12ヶ月点検は新車1ヶ月点検や6ヶ月点検よりもきっちりと点検する感じですが、クルマに問題が無ければやっぱりあっさりと終わる感じです。こういうのはあっさり終わるほうが良いので、長く待ったのにあっさりしていると思わず、トラブルが無かったと思うほうが良いでしょう。

最後に

法定12ヶ月点検は法律で定められている点検ですが、受けなくても罰則規定はありません。さらに、点検をきちんと行って記録を取っていれば、ディーラーなどで12ヶ月点検を受けていなくても大丈夫ではあります。ですが、特に整備をしたことがない人であれば、整備振興会関連のきちんとした整備工場(黄色い看板)で行うのが良いでしょう。

安いところを使うか、きちんとやってくれるところを使うかはユーザー次第ですので、納得できるところで法定12ヶ月点検を受けるのがよいと思います。

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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