不景気な世の中になってだいぶ年数が経ちますが、現在のサラリーマンは、収入に満足する事もあるわけでもなく、自由も少なく、心身ともに追い詰められることも少なくありません。
ここ数年では、収入を得る一つの選択肢として「ネット収入」による副業が出てきます。自宅でもできる「ネット収入」が大きくなると、生活スタイルを大きく変える可能性が増えてきて、違う人生を歩めるかもしれません。
この、自宅にいながらお金を稼げるというのは疲れきっているサラリーマンの夢や憧れの一つでもあります。
まずはネット収入のみで生活することがどのようなものかを書いてみます。
ネット収入生活の基本的な特徴
主に自宅での作業を中心としたネット収入生活の特徴を書いてみます。
時間が自由
業務開始時間や終了時間などの縛りから開放されます。同時に自分で「仕事」をする時間を設定管理をする必要があります。
また、ネットで稼げている方々は、大抵生活の一部が「仕事」と同化している部分があります。ブロガーで言えば、どこへ出かけたとしても風景写真を撮ったり食べたものの写真を撮ったりですね。そういう意味では、いつも「仕事」しているとも言えます。
仕事をする義務感や焦りが出てしまうと、休み無く仕事をしている感覚になりかねないので注意が必要です。
やれることも結構自由
主だったものが「サイトによる収入」だったりしますが、基本は自分でやりたいことができます(収入に繋がるかは別にして)。好きな内容をブログで掲載し、アクセスを拾ってGoogle AdSenseで稼いだり、物販サイトを作成してアフィリエイトで稼いだりですね。
法に触れない限り、テーマはどんなものでも使えるので、自分がやりたいテーマで進めることができます(大きく稼げるかは別)。
広義で言えば、ネットショップを経営して実店舗なしでの販売をするのもあります。こういうものでも、色々な商材を売ることができますね。
経費が使える
ネット収入を得るために使ったお金は経費に参入できます。プロバイダ料金や使用するパソコン購入費、電気代などですね。
なお、サラリーマンの中に、「経費にできていいな」と思う人が度々いらっしゃいますが、経費とはいってもお金を使っているので結局は出費なのです。会社の経費は経営陣からすれば「ただの出費」ですから、サラリーマン感覚の経費とは違うのですね。この点は注意したほうが良いでしょう。
ただし、必要なものであれば経費として計上し、支払う税金を減らすことは重要です。必要なお金は使い、余計な税金は節約するといったことは常に考えておくことになるでしょう。
確定申告を行う
サラリーマンの場合、普通の会社であれば、源泉徴収をした上で年末調整が行われますので、特に税務署に申告する必要はありません。
ネット収入で生活する場合は、自分で確定申告する必要が出てきます。事業として行なっていれば帳簿をつけなければなりませんし、雑所得としても結局は確定申告はしなければなりません。
保険が微妙
ちゃんとした会社のサラリーマンであれば、雇用保険、厚生年金、社会保険などが充実しています。天引きされる額が大きいので大変ですが、恩恵も大きいのです。
こと、ネット生活している人達は、結局は自営業者などと一緒ですので、それらを自分の収入だけで支払っていかなければなりません。会社組織の保護がないので、収入が多く見えても実際はそんなに恵まれた環境ではない場合もあります。
仕事場も自由度が高い
例えばブロガーであれば、ブログに投稿できれば成り立ちます。スマートフォンさえあれば、ある意味仕事がどこでもできますので、軌道に乗せることができれば旅をしながらでも仕事ができます。
その仕組みをつくるまでが一苦労ですが、それだけの価値はあると思います。
最後に
結局は自営業と同じなので、自分から率先して仕事を見つけてこなしていく必要があります。また、それなりの収入を得るためにはそれなりの量をこなさなければなりません。受け身体質では生活できるようになるまで相当かかるか、生活できるまでにはならないでしょう。
自分で楽しみ、考えて、有効性のある仕事の数をこなしていく。
そういう姿勢でいれば、あとは継続すると結果はでてきます。やればやるほど結果がでてきます。
自身の人生にプラスになるのであれば、ぜひ手をつけてやってみてくださいね。○