シオンシネマ幕張新都心8番スクリーン

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イオンシネマD-BOXはどんなもの?ファンタスティックビーストでの感想

最近の映画館は、いわゆる4D系のシステムが増えてきました。

シートが動いたり振動したり、ものによっては臭いや水、風や光も使って映画が通常よりもさらに楽しめるものになるということで、少しずつ映画館に導入されてきています。

その中で、今回はイオンシネマのD-BOXを体感してきました。

D-BOXは派手ではないものの、映画の臨場感が増すので、無いよりはあったほうがより楽しめると思いました。

D-BOXで観た映画は「ファンタスティック・ビースト」で、ハリーポッターの新シリーズと言われている、J.K.ローリングの映画です。続編も2018年時点で制作中なので、中々人気が出たのかも知れません。

イオンシネマ幕張新都心 ファンタスティック・ビースト

利用したところはイオンモール幕張新都心にあるイオンシネマ8番スクリーンで「3D字幕、DOLBY ATMOS(ドルビーアトモス)、ULTIRA(ウルティラ)、D-BOX」という、一番豪華とも言える設備があります。

ULTIRA

  • 3D字幕:3D上映の英語版の日本語字幕
  • DOLBY ATMOS:スピーカーを前後左右と天井に並べて音の移動や定位をより良く再現するシステム。
  • ULTIRA:大きくてきれいなスクリーンとクリアな立体音響を実現した、イオンシネマ(ワーナー・マイカル時代から)自慢のシステム。
  • D-BOX:シートが前後左右に動き、振動もする体感型シート

になります。

シオンシネマ幕張新都心8番スクリーン

大きなスクリーンに映るULTIRAの3D映像はかなり鮮明ですので、イオンシネマで3Dを見るのであればできればULTIRAがおすすめです。そして、DOLBY ATMOSは立体音響で臨場感が出ますのであるに越したことはありません。そこまではわかるのですが、シートで体感するD-BOXは一体どこまで映画の演出を盛り上げてくれるのかはよくわかりません。

ぜひ今回体感しておきたいものです。

3Dのファンタスティック・ビーストの場合、映画料金+3D料金300円+D-BOX料金1,000円かかりますので、そのD-BOXでかかる1,000円の価値があるのかどうか、というところですね。

価格に見合うものであればよいのですが。

イオンシネマD-BOXを体感した感想

イオンシネマ幕張新都心の8番スクリーンは、8つのD-BOXシートがあります。

D-BOXシート

D-BOXのシートはオレンジ色で、シートが動くだけあって隣の席や足元のスペースに余裕があります。とはいえ、荷物は抱えておくのではなくコインロッカーに預けるというのが基本のようですので、足元に置くのであれば荷物の管理はしっかりとしておく必要があります。

実際の動きとしては、鑑賞した「ファンタスティック・ビースト」は街が壊れまくるので、D-BOXシートはかなり振動したり動いたりしました。きれいな画像と音に合わせてシートが動くので思っていたよりも違和感が無く、映画にのめり込むことができました。

鑑賞した直後はD-BOXは無くても良いかな?とも思いましたが、D-BOX有りで観た後にD-BOX無しで観るとそれはそれで物足りなさを感じるだろうと思うくらいの働きはあったと思います。

時々あれ?と思う動きもありますが、シートが動くというのは大きく感覚に印象づいているものなのですね。

このD-BOXの効果の強さ(動きや振動の強さ)は数段階で調節できますが、人によっては最大にしても物足りなく感じるかもしれません。ですが、これは映画鑑賞自体を邪魔しないという点では良いと思うところがあります。

また、視覚では表現が足りないであろう、ハリウッド映画ではよくある「ドドドドドという音とともに何かが近づいてくる」というシーンでも、シートに振動が加わればなにか危ないものが近づいてくるということを身体でも感じることができます。

映像には出てこない何かの表現を身体で大きく感じられるという意味でも、D-BOXは良い働きをするのだと思います。

つまり、D-BOXは動きで迫力を持たせるというような派手な動きというより、映画鑑賞を楽しんでいる上で臨場感を増すような位置づけになっていると解釈すれば十分なものだと思います。

注意点

3D映像と動くシートということで東京ディズニーランドのスターツアーズのようなアトラクションと比べてしまうと、D-BOXの動きには物足りなさは感じてしまうと思いますが、スターツアーズは乗り物ベースの体感型アトラクションですので、シートが動いてなんぼというものです。

イオンシネマのD-BOXは映画を盛り上げる要素のひとつで、D-BOXが無くても映画は楽しめますが、あるとより楽しめるものなのです。

似たように見えても全く違うものですので、アトラクションのようなものを求めるとD-BOXは物足りなさが残るでしょう。そういうものを好むのであればD-BOXよりは4DXが近いですが、それでも同じことになります。

D-BOXは映像を見る、音を聞くの他に、身体で感じる事をプラスしてよりその場所にいるような感じ(臨場感)を深めるものなのです。

まとめ

D-BOXはシート単体だけであれば、すごいと思わないかもしれません。ですが、酔うような動きではない分、映画鑑賞自体を邪魔することもあまりありませんので、乗り物酔いしやすい人でもよほど敏感な人ではない限り利用できます。

D-BOXが無ければ駄目!ということは無いと思いますが、D-BOXがあったほうが良いと思えるものにはなっていますので、+1,000円の価値があるかどうかを考えてから利用してみるのが良いと思います。

強いて言えば、D-BOXが対応するであろう映像が派手目なハリウッドアクション映画好きであれば、一度D-BOXでの映画鑑賞をおすすめします。

「ファンタスティック・ビースト」はそんなにきつい映像や表現は無かったので、そこそこおすすめです。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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