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ダイハツタント(二代目)、バックドアステーに不具合でリコール

ダイハツ製タントのリコールがニュースに乗っていたので書いておきます。

リコール内容

ダイハツのタントのバックドア(クルマの後ろにある大きなドア)支える通称「バックドアステー」に不具合があり、リコールが届け出(3871)されました。

バックドアステーは、平たくいうと伸縮する棒状のもので、大抵のバックドアには左右に一本ずつの合計二本使われています。この部品はガススプリング、ゲートショックという言い方をすることもあります。

今回、この部品の不具合でリコールが届けられたのですね。

なお対象は平成19年~平成25年に製造された79万8550台の二代目タント(L375S/L385S)です。

どのような症状が出るのか

バックドアステーが壊れたときに起きると思われる危ないことがあります。

ひとつめが、バックドアステーのリコール箇所が壊れると、壊れた部品が飛んできて怪我をする可能性がある。

ふたつめが、バックドアを支えている部品なので、バックドアを開けたときに支えているバックドアステーが壊れると、支えを失ったバックドアが急に閉まって、人が挟まれてしまう可能性。

と、大きく二つの怪我をする可能性があります。

どう対応するか

この不具合による怪我を防止するためには、バックドアを使わないというのが一番の回避策になるのですが、 ワゴン系のクルマでバックドアが使えないというのは、クルマの長所のひとつが使えないことになるので、結構な痛手になります。

ダイハツは、部品の準備ができ次第ユーザーに連絡する方向ですので、それまでタントの登録ユーザーはバックドアに気をつけながらクルマを使っていくことになります。そうそう怪我をすることにはならないとは思いますが、リコール対応準備ができたという連絡があったら、ディーラーに予約して修理をしてもらいましょう。

作業は難しい物ではないので、タントをディーラーに一晩預けるようなことはないはずです。

日産で同じリコール

これと同じバックステーのリコールが2016/04/14に日産でもありました。届出番号(3803)。

日産が販売するクルマ、OEMのクルマを合わせて70万台規模になっています。

車種は、セレナ(ランディ)、NV200バネット(デリカバン、デリカD:3)、エクストレイル、ウィングロード、ADバン系(ランサーカーゴ、ファミリアバン)

こちらも日産からリコールのお知らせが来ていると思いますが、準備ができ次第修理を行ったほうが良いです。

まとめ

世に出たクルマは不具合がないと思われる状態で販売されていますが、ユーザーが利用している間に見つからなかった不具合というのはどうしても避けられません。

重要な部品が壊れる場合もありますので、ディーラーに持っていける時間があるならば、クルマに不具合が出ないうちにリコール対応してもらうほうが安全です。

命を預けるクルマですから、大切に乗って、大切にメンテナンスをして安全性をより確保して運用していきましょう。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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