買おうと思ってから結構経ってしまいましたが、ニトリのビリーバー2をようやく買うことができました。
店頭で試してときに気に入って買おうと思ってから7ヶ月も経ってしまいましたが。
今回購入したのは白の本皮2人用のビリーバー2アイボリーです。2週間ほどで配送されるということで待っていたところ、ようやく納品されました。
2019/10/01現在は後継機種のビリーバー3になっていますが、概ね一緒ですので参考になると思います。

いざ購入すると言っても、納品時にどのようにするかが気になるかもしれませんので、今回はビリーバー2が納品されたときの状況を書いておきたいと思います。
座り心地などの体感的な記事はこちらです。
現在販売されているのは新型のビリーバー3なので、ビリーバー2の内容を踏まえて見て頂ければと思います。
配送時に行われること
ニトリの電動リクライニングソファの配送の手順としては、トラックでソファーを運んで来て設置まで行われます。
梱包自体は結構大きく、普通の窓などからでは入れることができない家は多いと思います。自分の所は外で梱包を外してからリビングに搬入という形になりました。パーツごとに分かれると普通のドアほどの通り道があれば搬入することができます。
そして、ソファーを置く場所とコンセントを確認して、運送スタッフが運び込んで組み立てていきます。現場で組み立て易いように製品がすでに分かれてできているので、運ぶスペースと設置スペースがきちんとあれば、10分そこそこで終わってしまいます。
2人用のビリーバー2の場合、大きく分けて4つのパーツで構成されていました。
座面部分2つ、背もたれ2つです。ですので、結構組み立て工程は少ないです。
- 本体の座面部分を2つ合わせておきます。
- 背もたれを2つ差し込みます。
- 電源コードを組み替えて2つのリクライニングユニットそれぞれにつなぎます。
- 動作チェックして終了
ビジネスチェアを組み立てるよりもかなりやることは少ないです。ただ、重量がそこそこあるので仮に自分で位置移動などで運ぶことがあるのであれば、腰を傷めないように注意しましょう。
リクライニングソファ ビリーバー2を使ってみて思ったこと
店頭でちょっと使っただけではわからないところなど、使ってみたり色々感じたことを書いてみます。参考になればうれしいです。
- ソファーの後ろには10cmほどの余裕があれば設置できるので、自由度が高い
- ソファーの前に物を置くのは難しい
- リクライニングはそこそこ早い
- 本皮製品はレザークリーナーでのメンテナンスが必要
- ソファーから立つときはリクライニングを必ず戻す
- ネットカフェのソファーよりは気持ちよく眠れました(汗
ソファーの後ろには10cmほどの余裕があれば設置できるので、自由度が高い
座面が前に移動しながら背もたれが寝る形になっているので、ソファーの後ろには10cmほどの余裕があれば設置できます。ですので、ソファーの後ろにあまり空間を開けず、壁を背にして置けるのが良い点です。
つまり、後ろにデッドスペースができにくいので、部屋を広く使うことができるようになります。
ソファーの前に物を置くのは難しい
ニトリのリクライニングソファーは後ろに背もたれが出ない分、前方に足置きが出てきますので、前に机などを置くのはあまり適していません。
ですので、前に茶托やテーブルを置いてお茶をするためのソファーではなく、ただ座って休憩を取るなどゆったりとするためのソファーと言えます。
リクライニングはそこそこ早い
リクライニングのスピードはフルに倒して約5秒ほど。オゾン3など他のニトリ製リクライニングソファに比べると結構速い方です。
本皮製品はレザークリーナーでのメンテナンスが必要
ビリーバーにはファブリックと本皮のものがありますが、本皮のものは、時々クリーナーなどでメンテナンスをしておかないと表面がぼろぼろになる可能性があります。
革製品に慣れていない人にとっては、ちょっと注意が必要な点になります。
ソファーから立つときはリクライニングを必ず戻す
リクライニングをしているときはすぐにソファから立ち上がってはいけません。足置きに体重をかけるとソファーが前に倒れてたり跳ねたりして怪我をするかもしれません。ソファーから立つときは必ずリクライニングを元に戻してから立ちましょう。
メーカー問わずリクライニングソファーを使う時の鉄則ですので、使う人は覚えておく必要があります。
ネットカフェのソファーよりは気持ちよく眠れました(汗
ネットカフェのリクライニングソファーは結構ホールド感があるのですが、ニトリのリクライニングソファーは比較的ゆったり目になっています。窮屈さが少ない分、リラックスできたのだと思います。
ビリーバー2の手入れについて
ニトリのビリーバー2の本皮を購入しましたが、手入れはしっかりとしたほうが良いです。革製品は手入れによってどのくらい保つのかが変わりますのでしっかりと手入れを行います。何を使うかというと、ニトリにレザー用のケアキットが売っていますので、それを使うのが良いでしょう。これには革のクリーナーと保護クリームが入っています。いつメンテナンスを行うかというと、使う前と汚れてきた時が基本になります。
本皮ではなくファブリック製であれば、ゴミがついたら取りにくい素材ですので、ゴミがついて気になったときに掃除機などで吸い取りましょう。
使う前にやること
設置されたらすぐに使い始めたいところですが、使う前に乾いたタオルなどで軽くホコリを払った後に保護クリームを塗ります。クリームが馴染んでから使えば汚れもつきにくくなり長持ちすることになります。ファブリック製では特にやることはなさそうです。
汚れてきたとき
本皮であれば、表面が汚れてきたらクリーナーとスポンジを使って汚れを落とします。力を入れずに軽くスポンジを動かすのがコツです。クリーナーで汚れを取ったら保護クリームを塗っておきましょう。ファブリック製は、ゴミを掃除機で吸い取り、固く絞ったタオルなどで表面の汚れを落とします。
故障したら
通常、メカ部分はそんなに壊れないのですが、動かなくなったりソファー自体が壊れた場合は、近くのニトリに相談する、もしくは電話でお客様相談室に相談します。ソファーは5年保証になっているので、購入したときの領収書や明細書はできるだけとっておきましょう。
お客様相談室フリーダイヤル:0120-014-210
ビリーバー2とオゾン3との違い
ビリーバーに似ているタイプで、オゾン3という商品もあります。2人用は座面が広いので、ビリーバー2に比べてゆったりとした座り心地になります。
1人用座面幅 | 2人用座面幅(1人分) | 座面奥行 | |
---|---|---|---|
ビリーバー2 | 44cm | 53cm | 55cm |
オゾン3 | 43cm | 65cm | 50cm |
1人用は1cmという誤差範囲の幅の違いですが、2人用は12cmほど広いです。この幅をどう見るかは個人の感覚次第ですが、普通に座る分にはビリーバー2でも気にならないと思います。
座面はビリーバー2のほうが5cmほど長く、より深く座る感じになります。その分ビリーバー2では設置場所の奥行きも必要になり、少し立ち上がりにくい傾向があります。後ろに必要なスペースもともに10cmですので、設置する奥行きのスペースが少ないのであれば、オゾン3の方が良いかもしれませんね。
ビリーバーは結構良いよ
ニトリが力を入れているだけあって、ビリーバー2は気に入っています。ちょっと休んだり、仮眠を取るにはかなり気持ちよく、なかなか良いものと思っています。
標準的なビリーバー2の他にも、座面の幅が広い「オゾン3」、ポケットコイルを使っている「ジャーニー2」、背もたれとフットレストを別々に動かせる「ルッソ」もあります。
いくらお値段が安めのニトリとはいっても、実際買うと結構な値段になりますので、ぜひとも店頭で確認してみて、気に入ったら購入を検討してみてはいかがでしょうか。ニトリのものはできるだけ試す方向で考えておきましょう。
また、現在はビリーバー2がリニューアルしてビリーバー3になっています。細かい部分が改良されてより良くなっていますよ。
