スーパー事業の不信などで経営統合の話が進んでたユニーグループホールディングスと、現在好調なファミリーマートですが、経営統合に基本合意合意したと正式に発表しました。これにより、コンビニブランドを「ファミリーマート」に一本化することになります。
これにより、ユニーが持つ約6300店舗あるサークルKとサンクスがなくなり、ファミリーマートへブランド変更されると思われます。
ファミリーマート側でもココストアも買収という話が進んでいますので、着実にセブン-イレブンを追い抜くべく店舗数を増やしていく流れになっています。数年前にもampmを買収していますので、経営統合とブランドチェンジは、ある意味手慣れたものかもしれませんね。
ファミリーマートとユニーHDの改変予定
ファミリーマートにユニーグループHDが吸収合併の形で統合。ユニーグループHD傘下であるコンビニ事業(サークルkサンクス)や、スーパーなどの小売事業は統合したファミリーマートの傘下としてそのまま入ります。
コンビニ事業は傘下のサークルKサンクスと統合し(会社名は変わるかも)、一本のブランドに統一するということです。
小売業としては、セブン&アイグループ、イオングループの規模に匹敵するグループに。
コンビニではセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの3強時代に突入することとなります。
ファミリーマートとサークルKサンクスの売上高は?
サークルKサンクスは結構大手ですので、統合されるとなると売上高が大きく動きます。
2014年、コンビニ全店売上高(ローソン統合報告書2015より)
- セブンイレブン:約4兆80億円
- ローソン:約1億9610億円
- ファミリーマート:約1億8600億円
- サークルKサンクス:約9880億円
コンビニ大手の4位が3位と統合し、売上高の順位でローソンを抜いて2位となりますね。ファミリーマートにとって、ようやくセブン-イレブンの背中が見えてきた感じになるのでしょうか。
Rポイントはどうなるか
Rポイントカード(楽天ポイント)が使えるコンビニであるサークルKサンクスですが、ファミリーマートに統合ということになりますと、Rポイントカードを使いやすい店舗が減ってしまいます。コンビニはポプラしかなくなりますし、ポプラもローソンと業務提携をしている関係上、どうなるかわかりません。楽天ポイントが結構派手に貯まるサークルKサンクスが無くなってしまうのは、常連にとっては結構大きな出来事だと思います。
街ではミスタードーナツやらプロントのような店舗だけでは、少々使いづらさが出てきます。雑誌でポイントが付いてますのでね。
ATMはどうかるか
サンクスのATMはそこそこ使いにくいATMが存在していましたので、ファミリーマートのメインATMであるE-netなら便利になるかと思えば、ATMはそのままの可能性が高いです。ampmからファミリーマートに転換した店舗はATMはそのまま変わらないでいました。今回もファミリーマートになったとしてもそこそこ不便なATMのままと思っておきましょう。変わったらラッキーくらいで。E-netがおいてあるサンクスもありますので、そこはそのままでしょう。
とりあえずのまとめ
コンビニの生き残り戦争に敗れてしまったサークルKサンクスですが、その時までRポイントカードを使い倒して楽天ポイントを貯めまくっておきましょう。特に火曜日はポイント2倍なので。○