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知っているようで知らない事も?薬の飲み方の基本のおさらい

2017年になって、少しずつ医療費に関する税制が出てきました。

代表的なのがセルフメディケーション税制で、軽い症状であれば自分で市販薬を買って治すような、「自分で病気を治す」ことを推進する税制になっています。国が負担する医療費が増大しつつあるので、時代に沿った税制なのかもしれません。病院に行く人が少なくなれば、国が負担する医療費も少なくなりますので、致し方ないところもあります。

そういう国の向かっている方向もあり、自分で薬を飲んで治すという意識は持っておく必要があるのかもしれません。

ここで、薬を服用する為に必ず出てくるポイント、薬の飲み方の基本をおさらいしておきましょう。

薬の飲み方の基本

薬にはそれぞれ効果的な服用方法や用量が設定されています。市販薬でも処方薬でもそこは変わりませんが、大抵の飲み方は「決まった時に水と一緒に飲む」という共通なものなのですね。特殊な飲み方の薬は医師や薬剤師に説明を受けるような薬ですので、そういう薬はそれに従うことになります。

主に注意する点は以下の通りで、主に一般的に流通している錠剤や粉末剤を想定してます。

  • 水と一緒に飲む
  • 用法、食前、食後などのタイミングを守る
  • 用量を守る

という、ごく基本的なことです。基本を守らないと薬の効果が少なくなったり、効果が大きくなりすぎて大変になる事があるのでしっかりと「用法用量は正しく」薬を服用しましょう。

水と一緒に飲む

薬は水と一緒に飲む事が前提のものが多いです。水と一緒に飲まないと、薬が喉の粘膜に張り付いて止まってしまうことがあり、そうなると炎症などを起こしたり不具合が出る可能性があります。

水と一緒に飲むことで薬が溶ける時間などの設計して、より効率的な薬の効果が出るように作られているので、水と一緒にで飲むものはその通りにしましょう。

また、お茶やコーヒーなどと一緒に薬を飲む人もいますが、水があれば水で飲みましょう。カフェインなど水以外の成分が薬の効果などを少なくしたり、思わぬ効果を発揮する場合があります。そういう悪影響がない水で飲むようにしましょう。

一緒に飲む水の量は200ml(コップ1杯)が基本になっています。人によっては200mlは結構多い量ですが、人間の身体は水分を取る必要もあるので、水もしっかりと飲みましょう。

用法、食前、食後などのタイミングを守る

水と一緒に飲むこともそうですが、たまに砕いて飲むタイプの薬もあります。薬それぞれに用法が指定されていますので、それに従って飲みましょう。

そして、飲むタイミングも守る必要があります。主に食後などの指定があると思いますが、その指定に沿って薬を飲みましょう。

  • 食前:食事を取る20~30分前
  • 食後:食事を取って30分以内
  • 食間:食事と食事の間の時間で、食事を取ってから2時間が目安
  • 就寝前:就寝20~30分ほど前

が主になります。特に食前、食間は薬の効き方にかなり大きな影響があるのでタイミングを間違えないようにしましょう。

用量を守る

薬には用法の他にも用量の指定があります。「15歳以上1回2錠」などのように、1回飲むごとに2錠の指定ということで、この用量を守って薬を飲みましょう。

処方薬などでも同じように指定がありますが、飲み忘れたからと言って次の薬の服用を2倍量にしてはいけません。大抵の薬は効果的な用量で作ってありますので、それを超える量は身体に大きな負担がかかります。健康になるために薬を飲むのであって、必要以上に身体に負担をかけてしまうような飲み方はいけません。

ですので、子ども用には子供用、大人用には大人用の薬や用量もありますので、そちらも注意しましょう。

まとめ

薬のCMでも、「用法、用量を正しく守る」ということが言われていると思います。それだけ薬を服用するのは注意が必要なのですね。ですが、そこを守ればその薬の効果はうまく発揮されますので、身体の不具合が治りやすくなることになります。

知っていると思っていても実は間違えて覚えていたりする時もありますので、ときどきおさらいして正しい知識を確認することをおすすめします。

薬を飲むということは、身体に何らかの不具合がある時です。さらに身体に負担をかけないように、薬は正しく服用してできるだけ健康でいられるようにしておきましょう。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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