機種変更をしたらベンチマークテストの結果を比べてみたくなるのが世の常です。
今回は、ファーウェイのhonor6 plusとフリーテルのSAMURAI麗(REI)を比べてみました。
SAMURAI麗はフリーテルが発売したアルミボディの見た目がキレイなミドルレンジスマートフォンです。
ファーウェイhonor6 plusはデュアルレンズカメラがウリで楽天モバイルが扱ったスマートフォン。
うちでのお約束でAntutu、3Dmarkでベンチマークを走らせました。
AnTuTu v6.2.6
有名どころのベンチマークテストです。端末の全体的な能力を測定するベンチマークテストになります。
honor6 plus
総合スコア:53364
SAMURAI麗(REI)
総合スコア:37214
SAMURAI麗はそこそこ新しいスマートフォンですが、性能よりは本体の作りに方にコストをかけている機種ですので、ミドルレンジの少々下側の性能くらいになっているでしょうか。honor6 plusは発売から結構経っていますが、2年前のハイエンドクラスですので、まずまずの数字になっています。
最近は叩き売られていましたが、発売当時は4万円以上はした端末ですので、今でもそこそこということですね。
3DMARK The Gamer's Benchmark(Ice Storm Unlimited)
3Dのグラフィック性能を主としたベンチマークテストです。主にゲーム性能の目安として使われるベンチマークテストです。
honor6 plus
SCORE:12988
SAMURAI麗(REI)
SCORE:7154
honor6 plusが積んでいるCPU(Kirin)は、クアルコム系(Snapdragon)よりも基本3D系が弱めの傾向があります。ですが、3D処理が重いものでなければ特に気にするほどのものでもなく、問題なく利用できると思います。
SAMURAI麗は、CPUがMediaTekのMT6753というCPUを使っています。ミドルレンジのCPUとして基本設計されたので、ミドルレンジの性能らしいスコアになっています。メインメモリ2GBということもあり、多少映像を扱うものに関しては影響が出てるかもしれません。
honor6 plusとSAMURAI麗を2台並べて見ていましたが、SAMURAI麗は最近のスマートフォンの中では少し物足りない性能に感じる人もいるかもしれませんね。実際に使ってみると、結構サクサク動くのですが、この手のベンチマークではこのような結果がでてしまうのは仕方ないです。
PCMARK for Android work2.0 Performance
計算能力、スクロールのもたつき、動画再生、グラフィックのエフェクトなど様々なアプリケーションで動かすというシチュエーションでのベンチマークですので、一番実際の使い方に近いです。
honor6 plus
SCORE:3709
SAMURAI麗
SCORE:2826
ミドルレンジのスマートフォンらしいスコアになりました。PCMARKでそのスコアということは、普通に使う分には全く問題なく使えるということです。重いアプリを使うのではない限り、このくらいのスコア差は体感的にほとんど気にならないと思います。
最後に
honor6 plusは今でもそこそこバランスが取れたカメラがウリのスマートフォン、SAMURAI麗は薄くてキレイなミドルレンジスマートフォンというところです。どちらも現在はミドルレンジの価格と性能ということでベンチマークを走らせて見ました。
honor6 plusをはじめ、honorシリーズは少し特殊な写真を取りたい人向け、SAMURAI麗は初めてスマートフォンを持つ人、少しおしゃれなスマートフォンが欲しい人にオススメです。
使い勝手としては、重いアプリを使うのでなければどちらも軽快に動きますので、デザインや機能で選んで大丈夫です。
ベンチマークの結果が全てということは決して無いと思いますし、自分の好みに合ったスマートフォンを使うのが良いと思います。○