我が家は畳の部屋もなく、フローリングでバリアフリーな作りにしています。
特にリビングを広くとっていて、掃除機でリビングのフローリング全体を掃除するには電源コードを繋ぎ直すなどの少々取り回しが面倒な状態になっています。
以前から気になっていたモップ掃除は手軽にできるのかと思い、物は試しということでダスキンのモップを使ってみることにしました。
ここで、家庭用セットで現在展開している「おそうじベーシック3」というものを試してみました。
モップならではの長所があるので、気に入る人は気に入ると思いますよ。
おそうじベーシック3とは
ダスキンのおそうじベーシック3は、3つのアイテムがセットになった商品で、使い捨てのモップを買うのではなく、モップの部分だけ4週間ごとにダスキンの営業さんがきて交換モップを渡されます。
セットの内訳は
- ララ(モップ大)
- シュシュ(モップ小)
- スタイルクリーナー(変形掃除機)
が3つです。おそうじベーシック3では、モップとスタイルクリーナーをバラバラでレンタルするよりはオトクなセット価格になっています。
ララは主に床を掃除するためのモップ。シュシュは棚や机など高いところを掃除するためのハンドモップになっています。
スタイルクリーナーは、据え置き型で目の前にあるゴミを吸ってくれたり、モップについたホコリを吸い取ってくれます。また、ホースを外すことができ、そこからゴミを吸い込むこともできますので、結構多才です。
費用はモップ交換のスパンである4週ごとにかかりますので、そういう意味では割高に感じる人がいるかもしれませんね。
主な使い方
ララとシュシュは柄が2段階で伸び縮みするようになっていて、使う場所によって長さを変えてモップがけができます。
大きい方で床、小さい方で家電や手が届きにくいところ、高い場所などを拭き取り。
取ったホコリをスタイルクリーナーで吸い込む。
ですので、モップでスタイルクリーナーの目の前にゴミを持ってきて吸い込むというのがこの商品セットの基本的な使い方になります。
モップ(ララ、シュシュ)の特徴
モップに特殊処理をしていて、吸着剤や防カビ剤を含ませてあります。これによりモップにホコリが絡んで拭き残しがすくなくなり、防カビ剤で通常のモップのような黒いカビなどが発生することも防いでいます。
また、モップの毛が普通のモップよりも細かくて、ホコリを捕まえやすくなっています。何度もモップを掛ける必要がないので、普通のモップよりは労力が少なくなるでしょう。
なお、市販品のダスキン製品を使ったことがある方はわかると思いますが、モップ部分は多少なりとも薬剤が手に付きますので、できるだけ手で触らないほうがよいです。
スタイルクリーナーの特徴
スタイルクリーナーは、通常は床面のゴミを吸い取るという動作をします。つまり、スタイルクリーナーの前にゴミを持っていけばそれを吸い取るという感じです。
また、スタイルクリーナーのホースは外れるようになっていて、外したホースで引き戸のレールの隙間にあるゴミなどを吸い取ることも可能です。
2通りの使い方ができるのは、ダスキンならではの便利さかと思います。2通りどちらも結構使いますよ。
使ってみての感想
さすがのダスキンモップだけあって、毎日軽く掃除をするのであれば、かなり役立つと思います。
ララ(大きいモップ)は取り回しをしやすい大きさですので、広いフローリングを掃除するにもあまり労力はかかりません。モップをかけた後はなんとなっくつるっとした感触がある感じ。ソファーの下や机の下などを掃除するにも使い勝手が良いです。
シュシュ(小さいモップ)はハンドモップですので、手の届く場所を掃除するのに使いますが、こちらもさすがダスキンのモップですのでホコリはかなり綺麗に取れます。ララもそうですがこのシュシュも2段で柄の長さを変えることができますので、モップが少し届きにくい場所でも多少届かせることができるかもしれません。
スタイルクリーナーはモップ掃除においては便利さがわかります。スタイルクリーナーの前に持ってきたゴミやホコリを吸い取るのはかなり気持ちいいです。そのあとモップに絡んだホコリをスタイルクリーナーの吸込口でこそげ取るようにすればモップも10秒ほどで綺麗になってこれもOK。
おそうじベーシック3は普段の掃除をするスタイルが変わるほどの物だと言えます。
とはいえ、もちろん欠点も無いことはありません。
このモップはホコリには強いですが、床に落ちた髪の毛や細かいゴミ、砂などはあまり絡んでくれません。モップに絡みにくい髪の毛やゴミは、モップでスタイルクリーナーの前に運んでいって吸い込むという感じになります。
ですので、スタイルクリーナーの前までゴミをモップで持っていけるのであれば問題ないのですが、段差があったりラグなどでゴミを運べないのであれば、モップの威力を発揮できないと思います。
また、スタイルクリーナーの長所もあまり活かせませんので、床に物がある(カーペット類含む)部屋であれば、モップ掃除自体があまり向いていないことになります。
床に物が少ないフローリングを掃除するという点ではかなりの威力を発揮します。
おすすめする条件
おそうじベーシック3をおすすめできるのは、以下の感じでしょうか。
- カーペットを含む物があまり置いていないフローリング
- スタイルクリーナーとモップを置ける場所がある
- こまめにモップがけができる
- 4週間に一度モップ交換に対応できる
- ダスキンのモップに魅力を感じる
です。
薬剤がついたモップですので、畳やカーペットがある床には向いていません。また、スタイルクリーナーは持ち上げて移動できるものの、掃除機とは取り回し方が違いますし、得意な場所も違います。
そして、モップがけをこまめにできる人でないと、4週ごとの費用が無駄になってしまいますので、掃除をあまりしない人にはかなり高いものとなります。
モップの取り付けや取り外しは簡単ですが、新しいモップの受け取りと使ったモップの返却自体が少々面倒に思うかもしれません。新しいモップはポスト受け取りが可能で、モップの返却もポストで返却することも代理店によっては可能になっていますが、手間がかかるのには違いありません。
ましては、ダスキンモップに魅力を感じていなければ無駄に感じると思います。ですので、自分の家の中を見てダスキンモップが使い勝手が良いかどうかを理解してから導入するのが重要です。
まとめ
ダスキンのおそうじベーシック3は利用料金が4週間1,890円(税込)かかります。他にも、スタイルクリーナーの紙パックが必要になりますので、その分も別途料金がかかります(4枚486円税込)。
バラで料金を見ると
- ララ:1,026円(税込)
- シュシュ:864円(税込)
- スタイルクリーナー:302円(税込)(モップ契約無しだと575円税込)
になりますので、セットのおそうじベーシック3のほうはスタイルクリーナー分302円安くなっています。
我が家は便利だと判断したので、契約しました。約ひと月ごとに交換日が指定されますので、いつ交換するのか気をもむことは無いと思います。
この料金と4週ごとに新品のようになる高性能モップの便利さを比べてみて、使ってみたい方は、お試し4週間を600円で利用できますので、そこで判断してみてはいかがでしょうか。