吉野家株を保有している私ですが、実際のところ優待的に人気株である吉野家の株を持っていると、他の競合会社の株も気になる所ではあります。
ここで、吉野家のライバルである、松屋、すき家の株主優待を見ておきたいと思います。
ちなみに吉野家はこちらです。
https://takowasabi39.net/?p=1541
松屋の株主優待
松屋の持株会社は松屋フーズ(9887)
権利確定が3月末になっていて、株主優待の内容は食事券。100株以上保有で10枚もらえます。
使える店舗は、松屋、松のや、松乃家、チキン亭で、優待券の裏に丸をつけて渡す形になっています。割引券ではなく1品選べる食事券ですので、小銭を持たなくても安心です。選べるメニューは結構広いので普段松屋フーズグループ店舗を利用される方は困らないでしょう。
店舗に行かない人は、未使用の優待券10枚を返送すれば「製品詰め合わせセット」と交換できます。
内容は、国産牛めしの具が4パック、豚めしの具が3パック、オリジナルカレーが3パックの合計10パックになっています。優待券が届くのが6月頃で、返送期限は9月30日になっています。その間に返送しましょう。
すき家の株主優待
すき家の持株会社はゼンショーホールディングス(7550)
権利確定が3月末と9月末になっていて、株主優待の内容は500円額面の食事券。100株以上保有でもらえます。
- 100株~300株未満:1,000円分
- 300株~500株未満:3,000円分
- 500株~1,000株未満:6,000円分
- 1,000株~5,000株未満:12,000円分
- 5,000株~:30,000円分
となっていて、100株、300株が1番率が良いです。
使えるお店は
- 牛丼チェーン「すき家」
- スタンダードレストラン「ココス」
- ファミリー焼肉レストラン「宝島」
- メキシカンレストラン「エルトリート」
- 焼肉・しゃぶしゃぶ「牛庵」
- 焼肉倶楽部「いちばん」
- 手ごねハンバーグ・サラダバー「ビッグボーイ」
- 手ごねハンバーグ・サラダバー「ヴィクトリアステーション」
- 自家製うどん「久兵衛屋」
- 丼ぶりと京風うどん「なか卯」
- 回転寿司「はま寿司」
- パスタ専門店「ジョリーパスタ」
- 和食レストラン「華屋与兵衛」
などとなっています。
店舗に行かない人は300株以上の方に限り、未使用の優待券1冊(3,000円分)を返送すれば、10種類ほどの商品やゼンショーサポーターズクラブという株主限定の会の年会費と交換できます。
吉野家、松屋、すき家の株主優待を比べてみる
食事券内容(100株あたり) | 株価(2016/08/27) | |
---|---|---|
吉野家 | 3,000円分が年2回(6,000円分) | 1,460 |
松屋 | 10食分が年1回 | 2,841 |
すき家 | 1,000円分が年2回(2,000円分) | 1,816 |
となっています。こう見ると、吉野家の株主優待が非常に条件が良く、1年で6,000円分の食事券、1単元100株が146,000円と、優待目的ではひとつ抜けた存在というのがわかります。
チェーンの店舗数も多く、人気が高い株主優待というのがうなずけます。
最後に
株主優待に関して言えば、吉野家・松屋・すき家の競合3社では吉野家が圧倒しています。
もちろん、近くに吉野家ホールディングスの店舗がない場合は仕方ないとしても、この3つから選ぶとしたら、まずは吉野家ホールディングスの株を保有するのがお得度が大きいです。
このように、日本においての株式の楽しみのひとつである株主優待を、できるだけお得に利用していければ幸いです。○