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携帯電話料金の引き下げ策を検討する2回目の有識者会合

この所、携帯電話料金が高いと世間で言われ、MVNO(ざっくり言えば格安SIM業者)がかなりの数出てきました。

流行ってきた理由はやはり「料金」を割高に感じるところ。

ここで総務省が「携帯電話料金の引き下げ策を検討する有識者会議」の会合を開くに至りました。今回2015/10/26で2回目で、この回(2回目)は大手3社(NTTdocomo、KDDI(au)、ソフトバンク)からの意見を求める形になっています。前回(1回目)は大まかな内容、方向を決めた感じですね。

指摘されている点

「携帯電話料金の引き下げ策を検討する有識者会議」の内容をまとめてみると

  • MNPで移動するユーザーを優遇しているが、ライトユーザーや長期利用ユーザーに必要以上の負担がかかっている。
  • 使用状況に合わせた料金体系の見直しを。
  • 携帯代金の割引を通信料金から回収する仕組みは正常ではないだろう。
  • 通信をほとんど使わないユーザーのための料金体系の不備。

などが指摘されています。

現在の状況

現在は、主要3社で料金がほぼ横並びになっていて、料金体系も停滞してきていて、このままでは消費者感覚的に「高い」ままの使用料になり続けます。

こういう会合の内容が少しでも、ニュースで流れるのは非常にありがたく、消費者の目に入るので多少なりとも大手3社は風当たりが強くなります。

実際のところ、自分が10年弱使っていたauから楽天モバイルに変えるためにMNP転出の手続きをしていましたが、その時の電話でようやく「端末代が10,000円割引になる」とか「契約が10年経ったら、2年縛りの解除料が安くなる」とか言い出す感じです。

使い続けても得になることが全くと言っていいほど無かったので、まったく後悔もせずにMNPできました。もちろん主要3社しか無い優れたサービスもあります。ですが、MNPで移動するユーザーばかり優遇されるので、その分やはり長期ユーザー自身にはまったく関係も無い所で意味もなく負担が大きくなっているわけですね。

せっかくの優遇を利用しないのが悪い、とも言えますが、まあまあ、ガメつい話ではあります。

本来はそれぞれの独自のサービスで真っ向勝負するのが、クリーンでわかりやすい競争の姿ではあると思うので(今よりはよっぽどマシ)、どういう動きが出てくるか注目しておきたいと思います。

さしあたって、MNP転入における過当競争と、「端末価格が実質いくら」とかいう寝ぼけたシステムを何とかして欲しいと思います。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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