スマートフォンの通信料がかなり大きくなってきている今ですが、ソフトバンクとauが、これまでの高速通信容量のプランに、20GBと30GBを追加しました。
ノートパソコンをスマートフォンのテザリング機能(ざっくりいうと、スマートフォンがWi-Fiルーターになる機能)で繋いで通信するのが当たり前になってきているので、高速通信容量が10GBでは足りない人も多くなってきたのかもしれません。
そういう状況において、SoftBankとauが20GBと30GBを追加したと思われます。
20GBと30GBのサービス内容
この2社はこのサービスにおいて正面からぶつかっている感じがあります。
そこで内容をみておくと以下のようになっています。
ソフトバンク | au | |
---|---|---|
20GB | データ定額 30GB 6,000円 |
データ定額20 6,000円 |
30GB | データ定額 30GB 8,000円 |
データ定額30 8,000円 |
と、料金は横並びになっています。
au
スーパーデジラと称して、通話定額と組み合わせるのが基本です。
2/3/5/8/10/13GBのプランのうち、2/3/5GBのプランが残り8/10/13GBのプランがなくなります。そこに20/30GBのプランが追加されて2/3/5/20/30GBのプランに変更されます。
翌月繰越もそのままですので、前月の容量がすべて繰り越されれば最大60GBをひと月で使えることになります。
SoftBank
ギガモンスターと称してサービスを開始します。こちらも今までと同じく通話定額と組み合わせるのが基本です。
1/2/5/8/10/15/20/30GBのプランのうち、1/2/5GBのプランが残り8/10/15/20/30GBのプランがなくなります。そこに20/30GBの新料金プランが追加されて1/2/5/20/30GBのプランに変更されます。
当初発表では翌月繰越5GBでしたが、auがそのまま繰越だったのでソフトバンクもすべて繰越に変更されました。ですので、前月の容量がすべて繰り越されれば最大60GBをひと月で使えることになります。
20GBと30GBのプランは3日間の高速容量制限もありませんのでこれまで10GB以上のプランを利用しているヘビーユーザーは安心ですね。
まとめ
auとソフトバンクの大容量の20GBプラン、30GBプランが出ましたが、特に20GBのプランが6,000円と1番コストパフォーマンスが高いものになっています。
10GBなどのプランが無くなったのは、20GB6,000円というかなり思い切った値段が設定されたので、5GBプランの5,000円と20GBの6,000円の間に入れる必要がなくなったのですね。
あとは、旧プランも値段の見直しがあればいうことはないのですが、とりあえずコストパフォーマンスが高い20GBプランと30GBプランが出たことを喜びましょう。
格安SIMには追従しにくいプランになると思います。○