個人向けのゆうパック料金が値上げされる報道が出ました。ヤマト運輸と佐川急便は秋に値上げするのに引き続き、日本郵便も値上げするということになります。
まだ正式発表ではありませんが、値上げの流れは変わらないと思いますので、頭の片隅に入れておきましょう。
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便各社の値上げ幅
- ヤマト運輸(2017/10/01~):140~180円
- 佐川急便(2017/11/21~):60~230円
- 日本郵便(未定):100~200円程度の見込み
ヤマト運輸と佐川急便では、配送するための経費が大幅にかかるということでの値上げです。個人向けの値上げは利用料金表があるので表に出やすいので話題になりやすいです。
とは言え、個人向けの宅配便の個数は企業が利用する分とは比べ物にならないくらい多いので、前提として企業向けも水面下で交渉は行われています。
それも含めての値上げですのでかなり大きな規模になります。それだけネットショップを中心とした物量が多くなったので、仕方ないと言えば仕方ないです。
割引をうまく使って乗り切りましょう。
各社の割引サービス
各社運送費を割引するサービスがあります。
ヤマト運輸 | 持ち込み割引、クロネコメンバー割、複数口減額、往復割引 |
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佐川急便 | 持ち込み割引 |
日本郵便 | 持ち込み割引、同一あて先割引、複数口割引 |
ヤマト運輸は特に会員サービスであるクロネコメンバー割が大きいです。プリペイド型ですが運賃の10%~15%の割引が受けられます。
基本料金だけで見るとヤマト運輸は高く見えそうですが、個人で受けられる割引が強めなのでうまく使えば他よりも安くなるかもしれませんね。2017/10/01からはデジタル割(ネコピットで伝票出力)とクロネコメンバー限定で営業所に持ち込めば持ち込み割引が100円から150円になるので、さらに割引が大きくなります。
1個の荷物を送る場合は、ヤマト運輸は複数の割引ができますので、うまく利用していきたいところですね。
これからの宅配便利用について
ネットショップの台頭で個人用も含めて宅配便が全体的な値上がり傾向にあります。各社同じようなサービスであるので、お得な会社、安心な会社かを含めて総合的に判断して、使うことになるでしょう。
あとは発送する工夫として、できるだけ梱包を小さくしたり、重量が重くならないように梱包材を軽いものにして、料金が上がらないようにしましょう。
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