電子レンジやオーブントースターを選ぶとき、
意外と見落とされがちなのが 「下開き」 という開き方です。
店頭では
「手前に置けて便利そう」
「作業台みたいに使えそう」
と好印象に見えますが、実際に家で使ってみると
便利に感じる人と、地味に使いづらいと感じる人がはっきり分かれます。
この記事では、
下開きタイプを実際に使って分かった
メリット・注意点・向いている人を、短く整理します。
下開きとは?
下開きとは、扉が手前に倒れるように開くタイプ。
電子レンジ、オーブン、オーブントースターでよく見られます。
左右に開くタイプと違い、
下開きは 「上下方向の動作」+「設置高さ」 が
使い勝手と安全性を大きく左右します。
下開きのメリット
下開きには、確かにメリットもあります。
- 開いた扉を一時的な作業台として使える
- 上の高さに設置すると、料理を取り出しやすい
- 左右に扉が逃げないため、横スペースを取らない
特に、
目線〜胸の高さに設置できる場合は、
「熱い皿を一度手前で受け止められる」点が便利です。
下開きのデメリット(実体験で感じた注意点)
ここは正直に書きます。
下開きで一番気になったのは、物理的な距離です。
扉の厚み分、庫内が遠くなる
下開きは、開いた扉が「手前の壁」になります。
その分、庫内まで腕を伸ばす距離が
扉の厚み分だけ確実に遠くなります。
重いグラタン皿や耐熱容器を、
腕を伸ばした状態で持ち上げるのは、
想像以上に筋力を使います。
特に、
- 小柄な方
- 握力や腕力に不安がある方
- 高齢の家族が使う可能性がある場合
ここは事前に意識しておいた方が安心です。
蒸気が顔の方へ上がりやすい
下開きは、扉を開けた瞬間に
蒸気が正面から上方向へ立ち上がりやすい構造です。
低い位置に設置していると、
中を覗き込んだ拍子に
顔に蒸気を浴びやすい点も注意が必要です。
低い棚への設置は要注意
床に近い位置や低い棚に置くと、
- 腰を深くかがめる
- 扉越しに持ち上げる
- 熱い料理を不安定な姿勢で扱う
という動作が毎回発生します。
低い棚への設置はNG。
横開きタイプより、
腰への負担が大きく感じやすいです。
扉に体重をかけてしまうリスク
小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、
開いた扉に うっかり体重をかけてしまう ケースも想定されます。
踏み台代わりになりそうな高さへの設置は、
避けた方が無難です。
下開きが向いている人
次の条件に当てはまるなら、下開きは選択肢になります。
- 電子レンジを 目線〜胸の高さ に設置できる
- 料理を一時的に置くスペースが欲しい
- キッチンの左右スペースが狭い
下開きが向かない人
逆に、次に当てはまる場合は慎重に。
- 床置き・低い棚に設置する予定
- 重い耐熱容器をよく使う
- 腰・腕・握力に不安がある
まとめ|下開きは「高さ」と「力加減」で評価が変わる
下開きは、
良し悪しがはっきり分かれる開き方です。
- 高さが合えば便利
- 合わなければ不便・危険に感じる
購入前に
**「どの高さで、誰が使うか」**を具体的にイメージするだけで、
後悔する確率はかなり下がります。
補足:ほかの開き方も比較したい方へ
あとがき
店頭では便利そうに見えても、
家で毎日使うと評価が変わる――
下開きは、まさにそんな開き方でした。
これから選ぶ方が
「思ってたのと違った…」とならないよう、
この記事が参考になればうれしいです。