ここ数年世間を賑わしていた「再生可能エネルギー」。特にメジャーなのが太陽光発電です。
太陽光発電システムで発電した電気は買い取りを義務化する上に、かなりの高額で買取を行なっていましたので、家を新築したりリフォームする人たちがこぞって太陽光発電を導入してきました。しかし、年が経つにつれて買取価格が下がってきて、元が取れないなどの心配が出てくるようになってきました。
電力自由化が2016/04/01から始まり、電気に関する環境が大きく変わってきています。
みなさんも遅れないように、情報だけはチェックしていきましょう。
再生可能エネルギーとは
再生可能という文字で混乱しそうですが、ざっくりというと太陽光や風など、自然に存在しているもので減速枯渇しないものを利用して得るエネルギーと、利用しても減らないで再生してくるエネルギーです、となるとさらに混乱しそうになりますので、細かく覚えなくても良いです(^^;。
ざっくり言えば、自然エネルギーだと思っておけば現状では殆どの場面で問題ないので、そこだけは抑えておきましょう。
太陽光で物を温めるというのも、太陽光から熱エネルギーを得ているので該当します。太陽光発電は、太陽光から電力を得ているので、これも該当します。水力発電もそうですし風力発電や地熱発電も同じですね。
現在は太陽電池による太陽光発電が家庭では一番メジャーになっています。国も太陽光発電をかなり推進していて、電力会社が買い取る価格もかなり高めにしていましたが、最近流れが変わってきました。
太陽光発電買取価格引き下げ
経済産業省が企業や家庭で作られた電力の買取価格を2019年度に2割超ほど引き下げる方針を固めたそうです。
買取価格が高かったのは、太陽光発電を普及させるために行なっていたものです。しかし、現在は太陽光発電はかなり普及してきたということで、消費者が支払う電気料金にも影響が出てくる可能性が出てきました。
そこも踏まえて、買取価格を減らすこととしたようです。国が定めていた価格ですから、電力会社側はその価格で買取を行わなければならないわけですから、その高くなっている料金分は消費者が普通に使う電気代に影響するのですね。
これからは、電気で儲けるというよりも、自前で電気を作って電力会社から買う量を減らす面と、災害時に非常用電源として利用できる面が表立ってくると思われます。
他の再生可能エネルギー
家庭でも利用できそうな再生可能エネルギーは、他にもいくつかあります。
風力発電
発電機に繋がったプロペラを風の力で回して電力を得るものですね。大きいものから小さいものまで色々ありますが、一軒家の庭にも設置できるような風力発電システムもあります。値段も性能も色々で、通所は危険な台風の時でも発電できるものもあります。
有名な会社はここですね。
www.zephyreco.co.jp
水力発電
水力発電も最近は小型のものが出てきて、家庭でも利用できるものが出てきました。
これも風力発電と同じように、水の力で発電機を回して電力を得るものが多いです。排水や雨水、小川などを利用して電気を作るということで、場所によってはかなり電力を作ることができるということで注目されています。
まだ、そんなに一般化していませんが、技術が進んでくるに伴って表に出てくることもあるかもしれませんね。
まとめ
国が自然エネルギーを利用した発電を推しているのは、排出ガス規制などの削減目標があるからです。
現在は火力発電がかなりの量を占めているのでその率を下げることと、自動車がガソリンや軽油などの化石燃料からの動力で動いているのでこれを削減するという方向で進めています。
ですので、太陽光発電を推進したり、水素を利用した燃料電池車や電気自動車を推しているのですね。
有害な排出ガスが減ればみなさんの生活にも環境的な好影響が出てくると思いますので、その時代にあった生活をしていくことがストレスが少ない人生に繋がってゆくのかな、と思います。
自分にあった範囲だけでも、意識をしてみてはいかがでしょうか。○