総務省の要請のあった5,000円以下のプランがスタートするということで、auとソフトバンクが足並みを揃えてきました。
auは2016/03/23から。ソフトバンクは2016/04/01から開始ということで、とりあえず形だけは5,000円以下のプランが出来たということになります。
とはいえ、実際の所使いやすいかどうか、お得かどうかは使い方の条件が結構厳しい感じなので、使ってみないとわからない感じもします。
ここで、5,000円以下ということで出てきたプランの内容をおさらいしてみましょう。
4,900円新プランの内容
auとソフトバンクの4,900円新プランは、ほぼ変わりませんので、一緒に見ておきます。
- 通話プラン:5分かけ放題プラン(1,700円)
- ネット使用料:300円
- 通信プラン:1GB(2,900円)
の合計で4,900円になります(税別)。これにユニバーサル使用料やその他オプション料金、端末代金、通話料金が加算されます。
4,900円プランの注意点
これもauとソフトバンクがほぼ共通なので、一緒に書いておきます。
余ったデータ容量は繰り越せない
au、ソフトバンクともに余った分のデータ容量は翌月に繰り越せません。ですので、高速通信は毎月1GBまでとなります。
スマートフォン契約は端末購入割引が無い
通常は月々いくらかの割引が行われていましたが、1GBのプランでは月々の割引が無くなっています。つまり、端末価格実質いくらというのが無く、そのままの端末の価格ということになります。タブレットなどでは毎月の割引があるようなので、スマホを購入する場合は注意しておきましょう。
4,900円プランはお得なのか?
auとソフトバンクが出してきたプランは、総務省の要請に対応するためのプランです。ですので、額面では5,000円以下にはなっているものの、内容としてはそんなに言うほどのものでもない感じはします。
Y!モバイルや格安SIMと比べるのは少々可哀想な感じもしますが、mineoや楽天モバイルのような通話し放題系のプランがあるところに比べると、やはり見劣りはします。データ通信容量が1GBですと、通信スピードのメリットもそんなには活かせませんし、通話し放題の機能自体は大手キャリアと格安SIM業者とではほぼ変わりません。
ちなみに、楽天モバイルの場合で一番近いプランの料金は
通話SIM3.1GBプラン(1,600円)+5分話し放題(850円)=2,450円
と半額になりますので、やっぱり格安SIMは安いと感じますね。ですので、大手キャリアでも以前よりは手軽にスマホを持つことができるプランということで、一応ひとつの答えが出たというところでしょうか。
このサイトでは、大手キャリアの4,900円プランよりは楽天モバイルの通話SIM+5分話し放題オプションをお勧めいたします。
楽天モバイル 通話SIM 3.1GBパック
○