皆さんご存知の成田国際空港のそばには、航空科学博物館という航空機の博物館が有ります。
成田空港そばにある航空機関連の博物館ということで、飛行機好きは1回は訪れるであろう場所になっています。
千葉県の中でも、東京ディズニーリゾートや海ほたるなど、遊びに行っても渋滞や行列が多くてうんざりしている方は、こっそりと成田空港近くの航空科学博物館に来てみてはいかがでしょうか。
航空科学博物館とは
平成元年に日本初の航空系博物館として開業しました。日本の航空機や空港などの歴史や進歩を残していくところ、そして展示して後世に伝えるところということで、運輸省(当時)や空港公団の力もあり、建設されました。
とはいえ、一般の人からすれば、航空系の博物館ですのであまり気負わず楽しく展示を楽しみましょう。
実機や実機の部品などの展示が多いので、普段はまずわからない航空機の大きさが想像できることが多いですので、航空機に興味がある人にはおすすめできるスポットです。
利用ガイド
ざっくりとした行き方
航空科学博物館は成田空港の敷地から道路を挟んだエリアにあります。
クルマ:成田空港外周の道路を回って空港南側へ行くと案内があるので気合で行く。東関東自動車道の成田ICが行きやすいかもです。駐車場は無料になります。
バス:成田空港、成田駅、東京駅からバスが出ています。
料金
基本入館料があり、
- 大人:500円
- 中高生:300円
- こども(4歳以上):200円
になっていて、入り口近くにある券売機で入館料を支払います。
JAFの会員ですと割引がありますので、券売機ではなく窓口でJAFの会員証を見せて入場券を購入しましょう。大人が500円から400円になっていました。割引は家族みんな有効で大人4人で1,600円で入館できました。
主な展示物
博物館なので展示物が多いです。大きいものから小さいものまで、なかなか見ごたえがありますよ。
中央棟(1F-5f)
1Fは入り口にとおみやげ屋さんとロールスロイスエンジンとゲーム機があります。また、航空機を輪切りにしてどのような構造になっているのかを見ることもできます。
2Fには歴史のある飛行機の模型が結構並んでいますので、今の航空機との違いをみるのも楽しいと思います。
3Fは建物の外に出られます。屋外展望台のような感じでしょうか。カメラを持った方々が結構いますね。
4Fは外が見えるレストラン。成田空港発着している飛行機を楽しむことができます。
5F展望展示室では外を見ながら係員さんがガイドをしてくれる時もあります。このガイドは飛行機がちょっと好きな方にはたまらないものになっていますので、解説を聞きながら飛行機が飛ぶのを楽しみましょう。
西棟
吹き抜けで作られている棟で、大型展示物が多いです。
ボーイング747(通称ジャンボジェット)のエンジンやタイヤ、コクピットなどの実物や、YS-11の胴体断面図ならぬ胴体のが輪切りが展示されています。航空機の部品や断面図などが多く展示されている棟になり、実際に使われていた航空機の大きさなどが改めて感じられます。
ジャンボジェットの大型模型もここにあります。
東棟
1Fはホールや図書室があります。数千の本がありますので歴史的な本に興味がある人はよいかもしれません。
2Fは空港関連の階で、成田空港関連のものが多いです。成田空港の大型ジオラマがあり、スマートフォンのアプリを使ったAR技術によって空港での発着が見られるようになっています。かなり大きなジオラマで大人も子供も楽しめると思います。
現地でダウンロードは厳しいので、事前にダウンロードすることをおすすめします。対応機種であればジオラマで楽しめるでしょう。
人気がなかったのか、ジオラマARは終了していました。結構良さそうだったのですが、残念です。
屋外展示場
外にある飛行機が並んだ場所です。YS-11の試作機を筆頭に、小型プロペラ機、ヘリコプターなどが十数機置かれています。
新聞社からの供与機体が多いのは気のせいです。はい。
まとめ
航空科学博物館は、もともと成田空港開港にあわせて博物館を作るという話が出た施設ですので、成田空港そばに作られました。
実物を元にした展示物が多く、他所では見られないものもあります。
成田空港発着の旅客機も風向きなどによりますが大きく見ることができるので、航空機好きにはもってこいの施設です。とは言え、博物館ですので、年に何回も行く場所ではないかもしれませんが、一度は訪れも良いところかと思います。