どうしてもウォーターサーバーが欲しくなった人はその場の勢いで契約してしまう傾向があります。
自分も勢いとノリだけで契約してしまったことがありますが、それでもウォーターサーバーを楽しんで使うことが出来ました。しかし、自分に合わないものも中にはあるかもしれませんので、契約前に少しだけでも業者を選ぶ時間を取ることをおすすめします。
最近ではサーバーのデザインがおしゃれなものも増えてきて、選ぶ重要な点として「見た目」が増えてきたように感じます。
まずは、ウォーターサーバーの基本的な点をおさらいしていきましょう。
各社ウォーターサーバーの違い
ウォーターサーバーを提供している会社は数十社にも及びます。高いもの安いもの、水の質にこだわったもの、サーバーの使い勝手を良くしたもの、付加価値をつけているもの。
それぞれ色々な特徴がありますので、自身のこだわるところ、こだわりがないところを選んでみてはいかがでしょうか。
水の違い
水を扱っている以上、製品の重要なウリは水ということになりますが、大きく分けて2種類あります。
天然水
どこかの水源で採取した水をパッケージングしたものを販売しています。通常のミネラルウォーターと同じで、大抵は非加熱処理になります。
浄化水
浸透膜などで不純物を取り除いた水で、純粋に近い状態のものになります。癖がなく健康などへの悪影響の心配がありません。
コストパフォーマンス
ウォーターサーバーを使う上で毎月かかるものですので、できれば安いほうがよいですね。レンタル代、購入する水の代金、電気代のトータルの金額で比べてみるのもよいと思います。
サーバーの電気代
冷水やお湯をつくる機能上、電気代が結構かかります。各社のサーバー次第で月に数百円～千円超えまでそこそこの幅はあります。電気ポットの保温機能も毎月900円かかるものもありますので、一概に高いとは言えないものになっています。
サーバーレンタル代
会社により、毎月サーバーレンタル代がかかります。サーバーレンタル代がかかる場合、水の購入ノルマがない場合もあるのでそういう会社の場合は水を多く使う人ほど有利に働くことが多いです。
水の価格
水の価格も結構幅があります。大抵は運送費込みですので、水の容量あたりの値段は、ペットボトルの水の倍にはなります。宅配が基本ですので、そこのメリット、デメリットを考える必要はあります。
ウォーターサーバーの仕様
各社それぞれがしのぎを削って開発しています。水タンクの交換の手間が少ない、エコモードがあって電気代を節約、サーバーのサイズが小さいので机などにもおける、など、これも会社によって様々ですね。
付加価値
その他の仕様として、ロボット掃除機がついているもの、水がボトルではなくフィルムの袋に入っていてゴミの体積が少ないなど、これも会社により色々ありますね。
自分に合ったウォーターサーバーを選ぶ
いろいろな製品がある中で、自分の好みや環境にあったものを探します。自分のすべての欲求に合うものはそうそう無いと思いますので、出来る限り自分の条件に合うものを選びましょう。
主だった条件は、水の味、サーバーの置き場所（大きくても大丈夫かそうでないか）、目安の価格（サーバーレンタル代、ひとつきに使う水の料金が主）の3点で、優先順位をきめておきます。
多数の会社から優先順位じゅんに絞っていき、最終的に残ったものから選ぶのが良いと思います。
各社の主だった特徴
アクアクララ
業界シェアナンバー・ワンを謳っている（2015/11現在）ところです。サーバーの種類は3種類ほどで、除菌能力があるものも。1週間お試しもありますので、ウォーターサーバーが初めての人にはおすすめできる会社になります。また、ボトルは返却する必要があるので、壊したりしないようにしましょう。アクアクララの提携業者が水の宅配とボトル回収をおこないます。
おしゃれなサーバーは特にないですが、卓上モデルが除菌機能もついているすぐれものになっています。
料金の特徴
- サーバーレンタル代1000円～1500円ほど（機種により）
- メンテナンス費はレンタル代に込
- 水の送料無料
- 水の代金（ノルマ無し）
- 比較的電気代は低め。電気代の平均350円～（モデルにより差異あり）
公式サイトはこちらから
フレシャス
業界では珍しいフィルムパックされた水を提供しているところで、パックが小さいので交換頻度は高いものの、扱いやすいです。また、デザインもおしゃれでキレイなサーバーが多く、主に女性が使いやすいサーバーを提供しています。外見重視のサーバーを選ぶのであれば、まずはフレシャスをチェックしましょう。
卓上モデルも幾つかあり、その中でもおしゃれなもの、卓上専用モデル、ベーシックモデルとあります。
他社と同じような捨てられるボトルのサーバーもありますので、まず最初に見ておく価値がある、サーバーの選択肢が広いブランドになっています。
料金の特徴
- サーバーレンタル代なし
- メンテナンス費なし
- 水の送料無料
- 水の代金（ある程度のノルマあり）
- 電気代は省エネモードは低め。電気代の平均350円～1200円くらい（モデルや省エネモードにより差異あり）
公式サイトはこちらから
プレミアムウォーター
水が薄いプラスチック製ボトルで配送されてきます。サーバーの種類は少ないですが、主婦層に人気のデザイン性のあるサーバーを提供しています。天然水の種類がいくつかありますが、地域によって追加送料がかかる場合があります。
サーバーの種類は色が4種類、大きさ2種類となっており、選択肢はほぼありません。
料金の特徴
- サーバーレンタル代なし（通常1000円）
- メンテナンス費なし
- 水の送料無料（水の種類と配送場所により100円かかる場合あり）
- 水の代金（ある程度のノルマあり）
- 電気代は通常モードの普通くらいで、平均1200円くらい
公式サイトはこちらから
コスモウォーター
天然水と浄化水の2通りの水を提供しています。お掃除ロボットつきのもの、サーバーの足元に水を入れるスペースがあるなど特徴的なサーバーが持ち味です。ボトルはプラスチックゴミとして捨てることができます。
サーバーのおしゃれさに関しては平均的ですが、卓上モデルも1種類あり、他のも特徴ある機能的なサーバーになっています。サーバーの便利さを見る方にとっては一番最初に見てもいいブランドになります。
料金の特徴
- サーバーレンタル代なし
- 水の送料無料
- 水の代金（ある程度のノルマあり）
- 電気代は他社と同じ感じです。平均約400～1,000円くらい
料金の特徴：サーバーレンタル代無料、水の送料無料、メンテナンス費無し、水の代金のみ（ある程度のノルマあり）
公式サイトはこちらから
まとめ
最近は女性でも使いやすい物が増えてきました。デザインや機能性、扱いやすさを重点的に選ぶと普段のストレスもなくて良いとおもいます。自分がいいと思えるものを選ぶことができれば良いですね。
