TUTAYAのスマートフォンとして売り出されているTONEモバイルが、新端末を発売しました。今までm15の1機種だったのが、m17が追加されてしばらくは2機種を併売していくということになり、少しは端末を選ぶ自由が生まれたということになります。
ですが、新しい端末が発売されたとして、何が変わったかはよくわからない事が多いと思います。実際今までのスマートフォンm15よりはハイスペックになったm17なのですが、他の格安SIMで扱われているスマートフォンの中では特に良い性能というわけでもありません。
しかし、TONEモバイルの場合は端末スペックよりもTONEモバイルだからこその機能やサービスが重要です。特に子どもに持たせるスマートフォンとしての機能が多いのがTONEモバイルです。その点で言えば、新しいスマートフォンが出たということで、さらに機能がアップしています。
新型スマートフォンm17が発売されたということで、どのようにサービスや機能が変わったかをまとめておきたいと思います。
TONEモバイルm17で変わった点
TONEモバイルm17という端末は、ざっくりいうと他の携帯電話業者で扱っている富士通「arrows M04」とほとんど同じです。ですが、カスタマイズが大幅に行われて、TONEモバイルならではの機能がいくつも搭載されています。
ですので、基本的なm17の性能や機能は、arrows M04に沿ったものになります。m15から比べると
- 防水、防塵性能、MIL規格対応
- おサイフケータイ機能搭載
という大きな違いがあります。m15におサイフケータイ機能がついて、水やホコリや落下などの衝撃に強くなって壊れにくくなったということですね。さらに食器用洗剤やハンドソープで洗うことができるので、子どもが多少汚しても直接洗うことができるので、清潔に保つことができます。
そして、m17が発売されるにともなって追加された機能は、
- 年齢設定による使用時間の制限(22:00~6:00まで使用不可)
- ジオロック機能(特定の場所で使用不可にする)
- 「親子の約束」機能(子どもと使用アプリなどのルールを決める)
などです。置くだけサポートやライフログなどの従来の機能は引き続きありますので、今までTONEモバイルを利用していたご家族も安心です。m15でもアップデートで対応(ジオロックは未定)するので、しばらく待っていましょう。
今回追加の機能としては、ジオロック機能と「親子の約束」機能はなかなか面白いです。
ジオロック機能
学校や塾などの特定の場所を設定すればスマートフォンを使えないようにする機能です。そういう場所で使わないと子どもが言っても使ってしまうことは普通にありますが、このジオロック機能によって使えないようにすることができます。
「親子の約束」機能
アプリなどを特定の時間だけ使うなどの「約束」を親子で決めて、その通りに端末を制限する機能です。専用の用紙にアプリと時間を書いて、それをm17で撮影すると自動認識して設定されるという便利な機能です。
親子で約束を交わしたあとで設定するので、強制的ではなく話し合いで決めることができるというものです。親が強権発動しなければですが。
そういう機能が追加されたということで、さらに安心して子どもにスマートフォンを持たせる事ができるようになりました。
TONEモバイルm17はおすすめか
TONEモバイルの新型スマートフォンm17は、m15とくらべておすすめかどうかと言えばおすすめになります。
子どもに持たせる為にTONEモバイルを選ぶことが多いので、子どもに持たせるスマートフォンとしては、壊しにくいスマートフォンの方が良いのです。m15を使っていて壊されたご家族も多いと思いますが、m17であれば多少そういう心配も少なくなるかもしれません。
新しい機能もなかなか良いのですが、やはりm17のボディの強さが重要です。子どもに持たせるのであれば、できればm15からm17にして、より安心できる状態にするのがおすすめです。