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ネットショッピングが原因?ヤマト運輸の過剰労働について

宅急便でお馴染みのヤマト運輸が、宅配ドライバーを中心に勤務時間の見直しをして、未払い分を把握して支払うというニュースが流れました。

ネットショップの運営には当たり前のように宅配便が使われていますが、年々配送する荷物が増えて宅急便のキャパシティを超えてしまっているという現状があるようです。

以前、佐川急便がAmazonとの契約を更新しなかったということもあり、ヤマト運輸に多くの荷物が流れた経緯があります。しかし、大量の荷物を発送するAmazonはかなり手強いようで、宅配するドライバーも仕分けするスタッフも余裕が全く無く、疲弊しきっているのですね。

人によってはサービス残業が当たり前になっている状況で、流石に状況がブラック企業とも言われかねない感じですので、会社が動いて状況を改善する方向になっています。まずは未払いの残業時間を把握して、その分を支払うことにしています。

ヤマト運輸の取り組み

もちろん、これまでもヤマト運輸が何もしなかったわけではありません。クロネコメンバーズという会員になるとお得になったり、LINEと連携するとLINEのトークで配達予定を配信したり、さらにそこから簡単に時間指定を変更できるようになっています。

クロネコメンバーズに登録すると、再配達しないで受け取ったらポイントが貰えて、そのポイントをアイテムと交換できるようになっていたりと、再配達を減らすような取り組みを行っています。

ですが、荷物の絶対数が多いので、それでは全く追いつかないのですね。

実際、1年前くらいに企業を回っていたドライバーと話をしたことがありましたが、一人休みが出るともう追いつかないという感じで言っていました。5年前はそれほど言ってなかったので、この2,3年で急に大変になってきたのかもしれません。

今ではさらにネットショップの荷物が増えているようですから、全く余裕が無くなっているのは想像できます。

我が家でもネットショップを使っているので、気になるところはありますので、まずは再配達が無いように心がけたいと思います。

この先の対策

宅急便のサービスも改定する検討をしているようです。夜の配達時間を早めにしたり、12時~14時の配達指定を他の時間と一緒にするなど、配達の効率を上げるという方向になりそうです。

ユーザーとしては残念ですが、配達する量が多くて時間通りに配達できない状態になりかねないので、致し方ないところではあります。

最後に

サービスをモットーにしてきたヤマト運輸ですが、流石に労働環境が悪くなってしまい、労働基準法違反で是正勧告を受けているので、たとえサービスが悪くなったとしても仕方ありません。大型ネットショップの配送料がかなり割に合わないのも含めて、この先は何らかの動きが出てくると思います。

大きな配送手段の宅急便がどのような変化をするかをチェックして行きたいと思います。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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