機種変更をしたらベンチマークテストの結果を比べてみたくなるのが世の常です。
2012/12発売のHTL21から、2015/05発売のZenfone2へと使用機種を変更しました。
そんなわけで、auのHTL21(HTC J Butterfly)と楽天モバイルで買ったZenfone2(メインRAM4GB)の2台に、2種類のベンチマークテストを走らせてみました。ともにフルハイビジョン液晶(1080x1920)搭載です。
AnTuTu v5.7.1
有名どころのベンチマークテストです。端末の全体的な能力を測定するベンチマークテストになります。
HTL21
総合スコア:24169
Zenfone2
総合スコア:45791
総合スコアで約1.9倍の数値の違いとなりました。
他の機種の参考値も載っていますが、HTL21は一番下になっています。最近の機種の中では最低クラスの性能となっていますが、出た当時は結構ハイスペックの方の機種でした。2年半前のハイスペック機が現在のロースペック機という、相対的にみて技術の進歩が感じられる結果になっています。
Zenfone2は最近の機種でもかなりスペックが高いことが売りの機種です。結果を見るとさすがの数値を叩きだしています。
NFCなどの機能が違うとはいえ、HTL21の当時の本体価格よりも、今のZenfone2の本体価格のほうが2万近く安かったことを考えると、しみじみとしてきます。
3DMARK The Gamer's Benchmark(Ice Storm Unlimited)
3Dのグラフィック性能を主としたベンチマークテストです。主にゲーム性能の目安として使われるベンチマークテストです。
HTL21
SCORE:7287
Zenfone2
SCORE:16782
HTL21とZenfone2では、スコアで倍の数値が出ていました。
2台並べて見ていましたが、やはりZenfone2はほとんどの場面で滑らかに動いていました。HTL21は時々カクカクするものの、頑張って動いている感じです。
最後に
結果は以上のようになりましたが、思いの外HTL21が動いている印象がありました。モバイル機器の性能が上がったとしてもやはり消費電力の兼ね合いで性能が極端に上がるということでも無いのでしょうね。
実際、端末にベンチマークブースターが入っていたら実際の性能とは違う数値になってしまいますし、それぞれの機種の使い勝手が良ければ全く問題ないといえば問題ないので、実測値として参考までにとどめておいてください。
まあ、これもひとつの遊びみたいなものですね。○