小豆島は瀬戸内海にある島で、観光産業に力を入れています。
ホテルも多く観光名所が幾つもあり、小豆島ならではの名産品もあるので、交通の便は少々悪いけれども楽しめる要素が多いのです。そんな小豆島は地図で見るとそんなに大きい島には見えませんが、実際に行ってみると結構大きく感じます。ですので、観光名所を回る時は、計画的に行かなければ時間が足りなくなってしまいます。
今回自分が泊まったのは、土庄港からほど近くにあるエンジェルロード脇にあるホテル、小豆島国際ホテルです。旅行会社のパックで行ったのですが、とりあえずエンジェルロードが見られるということで決めました。夕食、朝食ありで部屋は普通のプランになっています。
小豆島にあるホテルのひとつ、小豆島国際ホテルに泊まった記録を残しておきたいと思います。
小豆島国際ホテルについて
小豆島国際ホテルは、観光名所のエンジェルロードのそばにあります。客室はオーシャンビューになっていて、瀬戸内海を見渡せるようになっています。
大浴場がオリーブの湯と浜風の湯という2つあり、それぞれ露天風呂も併設されています。露天風呂はオリーブの湯からはオーシャンビューで外を見ることができるので、おすすめです。浜風の湯の露天風呂はエンジェルロードから丸見えになってしまうので囲いがしてあって外を見ることはできません。男女のお風呂は日によっての入れ替わりのようです。
客室
泊まった部屋は「本館和洋室」で、洋室の装備と畳部分両方があります。4人で泊まったので、2人が広めのベッド2つ、もう2人が畳にお布団というなかなか変則的なものになっていました。たしかに、2人まではベッドで追加3人までは布団で対応できるので、そういう方法もあるのだな、と感じました。
空気清浄機も標準で置いてありましたので、設備的に不足はそんなにないかもしれませんね。建物自体は古めで部屋もそうなのですが、よく手入れされている感じで好感が持てました。
オーシャンビューと謳っている景色は言うまでもありません。時間帯によっていろいろな表情が見られます。また、ホテルに居るからこそつながっていないエンジェルロードも気軽に見ることができます。
エンジェルロードについては「恋人の聖地?小豆島のエンジェルロード」からどうぞ
夕食
小豆島の食材を使用した会席料理です。海の幸が豊富ですので、魚介類が苦手な方は大変かもしれませんね。味に関しては美味しいと思います。
基本は小豆島の海産物がメインになっていて、牛肉も小豆島の牛肉です。デザートも自家製の醤油プリンという、小豆島づくしになっています。会席料理は少量かと思うかもしれませんが、通して食べてみるとそこそこの量があります。
また、会席料理のコースの他にそうめんが食べ放題でおいてあります。こういうところがそうめんの名産地である小豆島という感じがします。
朝食
朝食はホテルではお約束のバイキングです。
ホテルではよくある朝食バイキングで、和と洋の基本的なメニューは大体あり、その他にも小豆島ならではのメニューがありました。
- にゅうめん:温かいそうめん。茹でてあるそうめんをお湯であたためてつゆをかけて頂きます。
- 佃煮:何種類もの佃煮がおいてあって、御飯のおともに困りません。
どちらも小豆島の名産ですが、ホテルの朝食バイキングでも当たり前のようにありました。そして以前に自分が行ったホテルオークラ東京ベイやハイランドリゾートホテルでは存在したカレーやパスタは無かったようです。
ですが、せっかく小豆島に来たのであれば、小豆島の名産を思う存分味わいましょう。
エンジェルロードと小豆島国際ホテル
小豆島国際ホテルの大きな売りは、エンジェルロードそばにあるということです。客室にもよりますが、窓からエンジェルロードをみることができますし、瀬戸内海はどの部屋でも見られます。
まだ干潮ではないエンジェルロードも見られますし、干潮になってつながったエンジェルロードもひと目でわかります。つながってからエンジェルロードへ行くのも良いと思います。
お土産屋さんでも、小豆島国際ホテルオリジナルのエンジェルロードにちなんだハート型の絵馬が置いてあるので、それをエンジェルロードで吊るしてくるのも良いかも知れません。小豆島国際ホテルスタッフの手作りだそうな。
まとめ
小豆島国際ホテルは、建物自体は古さが否めませんが、手入れや掃除などをきちんと行っている感じがします。
内容も、大浴場が2つあり、レストランなどもいくつかあって美味しく、眺望も良く、スタッフも気さくで明るいので、ホテルとしての基本的なことは問題ないと思います。お値段はそこそこですが、ロケーションを考えると決して高いというものでは無いと思います。
心地よく利用できたので、自分が再び小豆島へ行くときは、また小豆島国際ホテルに泊まるかもしれませんね。