日本のハワイといえば「スパリゾートハワイアンズ」が出てくる人は多いと思います。
常磐興産の株式上場廃止に向け、株主優待が無くなることがアナウンスされました。
株主にはTOBに関する書類が郵送さているかと思いますが、上手く手放せればよいかと思います。
チェックポイント
以下は株主優待があった時の内容となります。
スパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産株式会社には株主優待があり、スパリゾートハワイアンズをお得に利用できるクーポンがもらえました。
2024年分の株主優待は、2023年の内容に比べて少し変わっていたので、あらためて常磐興産株式会社の株主優待をまとめておきます。
平たく言えば、値上げになりました。
変更点を上げると、
- 株主優待での宿泊料金が値上げになった
となります。以下の部分には変更ありません。
- A~E料金日がある
- 株主優待入場券があれば、同伴者2名まで当日券を50%の価格で購入可能
- 株主優待宿泊券が使えない利用不可日がある
というところです。
値上げの世の中ですので、致し方ないところではありますが残念なところです。
それでは内容を見ていきましょう。
- こんな方におすすめ
- ハワイアンズを定期的に利用するので株主優待を考えている方
スパリゾートハワイアンズの株主優待変更点(2024年6月発送分)
それでは、スパリゾートハワイアンズの株主優待において、どのように変更があったかを見ていきます。
株主優待での宿泊料金が値上げになった
2023年発送分の株主優待券に比べると、ホテルハワイアンズ、ウイルポート、モノリスタワーの3ホテルすべての料金が上がっています。マウナビレッジは変更なし。
まずは、2024年6月発送分の株主優待券での価格です。
期間 | 宿泊人数 | ホテル ハワイアンズ 風呂なし | ホテル ハワイアンズ 風呂あり | ウイルポート | モノリスタワー | マウナビレッジ (キャビン) |
---|---|---|---|---|---|---|
A料金日 | 2名 | 9,295円 | 10,395円 | 10,945円 | 12,045円 | 14,795円 |
3名 | 8,745円 | 9,845円 | 10,395円 | 11,495円 | ||
4名 | 8,195円 | 9,295円 | 9,845円 | 10,945円 | ||
5名以上 | 7,645円 | 8,745円 | 9,295円 | 10,395円 | ||
B料金日 | 2名 | 12,474円 | 13,794円 | 14,454円 | 15,774円 | 18,414円 |
3名 | 11,154円 | 12,474円 | 13,134円 | 14,454円 | ||
4名 | 10,494円 | 11,814円 | 12,474円 | 13,794円 | ||
5名以上 | 9,834円 | 11,154円 | 11,814円 | 13,134円 | ||
C料金日 | 2名 | 16,803円 | 18,233円 | 18,948円 | 20,378円 | 23,524円 |
3名 | 15,373円 | 16,088円 | 17,518円 | 18,948円 | ||
4名 | 14,658円 | 15,373円 | 16,088円 | 17,518円 | ||
5名以上 | 13,943円 | 14,658円 | 15,373円 | 16,803円 | ||
D料金日 | 2名 | 23,953円 | 25,383円 | 26,098円 | 27,528円 | 24,239円 |
3名 | 17,518円 | 18,233円 | 18,948円 | 20,378円 | ||
4名 | 16,088円 | 16,803円 | 17,518円 | 18,948円 | ||
5名以上 | 15,373円 | 16,088円 | 16,803円 | 18,233円 | ||
E料金日 | 2名 | 25,740円 | 27,170円 | 27,885円 | 29,673円 | -(使用不可) |
3名 | 19,305円 | 20,020円 | 20,735円 | 22,523円 | ||
4名 | 17,875円 | 18,590円 | 19,305円 | 21,093円 | ||
5名以上 | 17,160円 | 17,875円 | 18,590円 | 20,378円 |
値上げ額(税込)を具体的に言いますと、A料金日は550円、B料金日は660円、C~E料金日が715円値上げされています。
3つのホテルの違い、人数枠の違いは関係なく、値上げ幅は共通となります。
宿泊優待券カレンダー
株主優待券における宿泊カレンダーです。宿泊優待券使用不可の日もあるので注意が必要です。
2024年6月
特に変化がない設定です。
- 月曜日~木曜日:A料金日
- 金曜日、日曜日:B料金日
- 土曜日:D料金日
ごく普通の曜日による料金日設定です。
2024年7月
夏休みに突入しますので、変更が大きいです。
- 13(土)~14(日):E料金日
- 15(月):B料金日
- 20(土)~26(金):D料金日
- 27(土)~31(水):E料金日
- 上記以外の月曜~木曜:A料金日
- 上記以外の金曜、日曜:B料金日
- 上記以外の土曜:D料金日
夏休み突入して最初の週が高め設定になっています。
2024年8月
夏休み中ですので、値段が高い日が多く、使用不可日があります。
- 1(木)~9(金):E料金日
- 10(土)~15(木):使用不可日
- 16(金)~24(土):E料金日
- 25(日)~29(木):D料金日
- 30(金):B料金日
- 31(土):D料金日
お盆は株主優待券が使用できません。あとは最終週が少しさがります。
2024年9月
普通の料金に戻りますが、祝日がありますので変動があります。
- 14(土)~15(日):E料金日
- 16(月):B料金日
- 21(土)~22(日):E料金日
- 23(月):B料金日
- 上記以外の月曜~木曜:A料金日
- 上記以外の金曜、日曜:B料金日
- 上記以外の土曜:D料金日
敬老の日など祝日近辺に変更があります。
2024年10月
スポーツの日(10/14)近辺は注意です。特定日を先に書きます。
- 12(土)~13(日):E料金日
- 14(月):B料金日
- 上記以外の月曜~木曜:A料金日
- 上記以外の金曜、日曜:B料金日
- 上記以外の土曜:D料金日
どちらかというと閑散期になりますので、比較的混みにくいと思われます。
2024年11月
文化の日(11/3)近辺に変更ありです。
- 2(土)~3(日):E料金日
- 4(月):B料金日
- 上記以外の月曜~木曜:A料金日
- 上記以外の金曜、日曜:B料金日
- 上記以外の土曜:D料金日
ハロウィン時期を抜け、普通の月といえます。
2024年12月
年末年始、クリスマス、冬休みに絡んで変更が大きいです。
- 9(月)~12(木):使用不可日(全館休業日)
- 23(月)~25(水):C料金日
- 26(木)~29(日):E料金日
- 30(月)~31(火):使用不可日
- 上記以外の月曜~木曜:A料金日
- 上記以外の金曜、日曜:B料金日
- 上記以外の土曜:D料金日
全館休館日があるので、株主優待にかかわらず気を付けましょう。
2025年1月
正月と成人の日、全館休館日があり、変更が大きいです。
- 1(水)~3(金):使用不可日
- 4(土):E料金日
- 11(土)~12(日):E料金日
- 13(月):B料金日
- 27(月)~30(木):使用不可日(全館休館日)
- 上記以外の月曜~木曜:A料金日
- 上記以外の金曜、日曜:B料金日
- 上記以外の土曜:D料金日
全館休館日があるので、株主優待にかかわらず気を付けましょう。
2025年2月
建国記念の日(2/11)、天皇誕生日(2/23)があります。
- 11(火):B料金日
- 22(土)~23(日):E料金日
- 24(月):B料金日
- 上記以外の月曜~木曜:A料金日
- 上記以外の金曜、日曜:B料金日
- 上記以外の土曜:D料金日
全館休館日があるので、株主優待にかかわらず気を付けましょう。
2025年3月
春分の日からの春休みがあり、料金が1~2段高くなっています。
- 20(木)~21(金):C料金日
- 23(日)~28(金):C料金日
- 30(日)~31(月):C料金日
- 上記以外の月曜~木曜:A料金日
- 上記以外の金曜、日曜:B料金日
- 上記以外の土曜:D料金日
春休みは夏休みや冬休みより利用しやすい料金といえます。
2025年4月
3月から引き続き春休み期間があり、昭和の日からのゴールデンウィークもからんできます。
- 1(火)~3(木):C料金日
- 29(火):B料金日
- 上記以外の月曜~木曜:A料金日
- 上記以外の金曜、日曜:B料金日
- 上記以外の土曜:D料金日
ゴールデンウィーク突入前で少し行きやすい時期かもしれません。
2025年5月
ゴールデンウィーク近辺に変更があります。
- 1(木)~2(金):B料金日
- 3(土)~4(日):使用不可日
- 5(月):E料金日
- 6(火):B料金日
- 上記以外の月曜~木曜:A料金日
- 上記以外の金曜、日曜:B料金日
- 上記以外の土曜:D料金日
こどもの日とからみ、家族連れが多いかもしれません。
2025年6月
祝日がありませんので、普通の日程となります。
- 月曜~木曜:A料金日
- 金曜、日曜:B料金日
- 土曜:D料金日
良くも悪くも安定した月といえます。
2024年6月版まとめ
常磐興産株式会社の株主優待は、主にスパリゾートハワイアンズをお得に使える割引券です。
変更点は、550円~715円のシンプルな値上げとなり、とうとうモノリスタワーでの料金がすべて1万円以上になりました。
そこを踏まえて、公式サイトで予約するか楽天トラベルなどの旅行サイトで購入するか考えるのがよいと思います。
宿泊であれば、価格や利便性を考慮した上で、ホテルを決めるのが良いでしょう。