福島県のテーマパーク「スパリゾートハワイアンズ」は、温泉をメインとした一年中楽しめるプールなどがあるテーマパークです。
その常磐興産が2024年9月9日に米投資ファンドの株式公開買い付けを受ける発表し、翌2024年9月10日を初日として買付がスタートするようです。
ここでユーザーの立場で心配になるのが

株主優待はどうなるの?
株式公開買い付けについて
そこで、ユーザー目線で気になるのは観光業である「スパリゾートハワイアンズ」においてのメリットとデメリットで、ここをざっくりと考えられることを書いておきます。
株式上場廃止によるメリット
上場廃止による直接なメリットはユーザーには正直無いのですが、設備修繕などの資金調達の面があるため、スパリゾート・ハワイアンズが閉館する心配は少なくなると思います。
安全に利用できるようにするところがありますので、大きな変化は無いかもしれませんが、唯一無二の施設なので、それはそれで良いのかもしれません。
株式上場廃止によるデメリット
今回のメインですが、上場廃止になるということは一般株主が基本いなくなるので、当然株主優待は無くなります。株主優待目的で株式を所有している人は、手放すことは視野に入れておく必要があります。
第一回公開買付け価格は1,650円、第二回公開買付け価格は1,240円となっていますので、高めだと思ったら売り抜ける感じになるでしょうか。
この発表によって2024年9月9日の常磐興産の株式は1,540円のストップ高になりましたので、判断は慎重におこないましょう。
また、経営効率化などの話も出てきますので、料金体系に変更がでてきます。発表では変動制の料金にするということになっていますので、今後が注目されます。
これからのハワイアンズはどうなる?
外資によって運営会社が変わると言えますが、どこまで運営方法が変わるかはまだ未知数です。
昔ながらの会社ではあり、複数の業種を持っているので、観光業であるスパリゾート・ハワイアンズが大きく改悪されるというのは、料金面以外はあまりなさそうな気はします。
ただ、株式優待は真っ先に無くなりますので、人によっては利用しにくくなる可能性はあります。
ユーザーに対する詳しいアナウンスはまだですので先は不透明ですが、あまり期待も落胆もせずに様子をうかがっておきましょう。