割が良かった条件がだんだん潰されていってるね
またもや楽天SPUの付与条件に変更があり、2022年7月1日から、「楽天銀行+楽天カード」の条件が変更になります。
楽天市場のヘビーなユーザーにおいて、少しの手間と費用でそれ以上のポイントを得ることができましたが、とうとうそのお得度が減ってしまうこととなりました。
それでは早速2021年7月1日での変更点をみていきましょう。
この記事で扱う変更点は
- 楽天銀行口座で楽天カードの利用代金の引落でのポイント倍率変更(+1から+0.5)
- 上に加えて前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取るとポイント+0.5倍を追加
- 獲得上限ポイント数がランクにかかわらず5,000ポイントに変更
となります。
楽天銀行が楽天カードの引落口座にしていれば1倍でしたが、これが半減します。
そして、その半減分に楽天銀行を給与等の受取口座にするという条件が追加され、条件が合えば合計1倍のままとなります。
ですが、上限ポイント数が5,000ポイントになりましたので、ヘビーユーザーには影響があるでしょう。
では、もう少々細かく見ていきましょう。
チェックポイント
この記事は、楽天銀行を利用していて、楽天市場などの楽天SPUに関わるサービスをを利用している方に向けています。
楽天市場などでのポイント還元条件変更点(2022/07変更分)
2022年4月1日からの変更のうち、倍率変更は別記事に書いていますが、今回の記事は付与されるベースのポイント変更となります。
楽天銀行口座で楽天カードの利用代金の引落でのポイント倍率変更(+1から+0.5)
これは今までと条件は一緒ですが、倍率が+1倍のところ+0.5倍となります。
楽天銀行を楽天カードの引落口座にしている方全員に影響します。
変更前 | 変更後(2022/07/01~) |
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楽天銀行口座で楽天カードの利用代金の引落で ポイント+1倍 | 楽天銀行口座で楽天カードの利用代金の引落で ポイント+0.5倍 |
減った0.5倍分は、新しく追加された条件でもらえますが、楽天銀行で楽天カードの引落しをしているユーザー限定のものになります。
上に加えて前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取るとポイント+0.5倍を追加
楽天カードの引落口座が楽天銀行になっている上で、給与や賞与、公的年金の受け取りを楽天銀行にすると+0.5倍の倍率が加わります。つまり、給与や公的年金を受け取っていない方はどうにもならない条件外となってしまいます。
これらの2つの条件が合わさって以前と同様の+1倍のままとなりますので、ユーザーによっては影響がないですし、給与等の口座を楽天銀行にしていなければポイント倍率半減となります。
注意点は、公的年金は2ヶ月に1回入金されるので、年金を受け取った翌月に+0.5倍が適用になり、結果として年金が入金されない月に適用となります。
2022/07/01からの条件 |
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楽天銀行を楽天カードの引落口座にした上で、 前月にその楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取ると ポイント+0.5倍 |
楽天銀行にも給与等の受取口座にすると特典があるので、もともとその特典を利用しているような楽天銀行ユーザーであれば特に気にならないでしょう。
獲得上限ポイント数がランクにかかわらず5,000ポイントに変更
「楽天銀行+楽天カード」項目の獲得上限ポイントが一律で5,000ポイントになります。
以前は楽天カードがかかわるSPUはいくつかありますが、計算方法が変わります。
変更前 | 変更後(2022/07/01~) |
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ダイヤモンド会員:15,000ポイント プラチナ会員:12,000ポイント ゴールド会員:9,000ポイント シルバー会員:7,000ポイント その他会員:5,000ポイント | 5,000ポイント |
今までランクによってもらえるポイントが変わっていましたが、7月1日からは5,000ポイント一律となります。
とはいえ、5,000ポイントを得るには楽天市場で税抜50万円以上の買い物が必要になるので、ほとんどのユーザーには縁がない金額かと思います。
なので、あまり気にしなくてい点かもしれませんね。
2022/07からの楽天SPU内容まとめ(合計14倍予定)
2022年7月1日からの変更によって、全体の倍率は変わらない予定です。
今回の変更は「楽天銀行+楽天カード」になり、楽天銀行を「楽天カードの引落口座」にしていることにあわせ「給与等の振込口座」に利用していることに変更になります。
その上で、楽天のサービスを上手に使って、ポイントを有効活用していきましょう。
2022/07/01からのSPU内容一覧
内容 | 倍率 |
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楽天カード・ゴールドカード ・楽天カード通常利用分+1倍 ・楽天カードの種類問わず楽天市場で利用+1倍 | +2 |
楽天プレミアムカード ・楽天市場で利用 | +2 |
楽天銀行+楽天カード ・楽天銀行から楽天カード利用分引落し+0.5倍 ・上に加えて前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取り+0.5倍 | +1 |
楽天証券 ・当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託)でポイント+0.5倍 ・当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)でポイント+0.5倍 ※米株積立および買付手数料無料海外ETF(9銘柄)除く。 | +1 |
楽天ウォレット ・月30,000円以上暗号通貨を購入:ポイント交換含む | +0.5 |
楽天モバイル ・UN-LIMIT契約中 | +1 |
楽天モバイルキャリア決済 ・税抜2000円以上支払い | +0.5 |
楽天ひかり ・楽天ひかり契約中 | +1 |
楽天トラベル ・1回税抜5000円以上の利用した月 | +1 |
楽天市場アプリ ・アプリ経由で買い物した分のみ | +0.5 |
楽天ブックス ・税抜1000円以上利用 | +0.5 |
楽天Kobo ・税抜1000円以上利用 | +0.5 |
楽天Pasha ・トクダネ300ポイント以上&「今日のレシート」で10枚達成 | +0.5 |
Rakuten Fashionアプリ ・月1回以上利用 | +0.5 |
楽天ビューティ ・1回税抜3000円以上利用 | +0.5 |
SPU加算分合計 | +13倍 |
楽天市場を利用で1倍を含めて14倍となります。
楽天ポイントの改悪はまだまだ続く予想
楽天の業績もあり、楽天SPUの見直しが常に行われています。
その中でもサービス利用額と付与ポイントのバランスが悪い条件は、次々と悪い条件になっていくと考えられます。
楽天サービスをたくさん使う人にとって良い条件になっていく方向のはずですので、必要なサービスやお得なサービスに絞って利用していくのが良いでしょう。
今回の変更に影響が無い方も、次の変更も無事かはわかりませんので、いきなり変更がきても動揺しないように心がけましょうね。