結構ネット上を賑わせているニュースがありました。
iPhoneの日時設定を1970/01/01にして再起動すると使用不能になるというものですね。1970/01/01はPCに詳しい方には馴染みのある日付ですね。
これ自体は普通影響がないバグですが、ネットに広まってしまうとついやってしまいたくなるのが人というもの。iPhoneを持っている方は注意しましょう。
iPhone使用不可になる条件
現時点で最新のiOS 9.2.1でも起きます。
64bitのA7チップ以降のiPhoneで起きる模様。つまりiPhone5s以降のiPhoneが対象になります。
内容
「設定」-「一般」-「日付と時刻」にて
- 自動設定をオフ
- 時間帯で日時を1970/01/01になるまで気合でフリックし続ける。
- 1970/01/01の状態で再起動する
再起動してもアップルマークから進まず、リセットも出来ず、結果どうにもならなくなるようです。
アップルストアに行って修理するしか、現状できることはありません。
注意する点
自分のiPhoneで自爆するのはある意味構わないのですが、自分のiPhoneではやりたくないことを、他の人のiPhoneで試したくなる人が出てきます。
すでに「動作が軽くなる」などといって、この使用不可になる情報をTwitterで伝える愉快犯も出ています。こういう情報は本来鵜呑みにしてはいけないのですが、やはり動作が軽くなるなどと言われると、ついついやってしまいたくなります。ですから、自分でやらないのはもちろん、周りにそういうことをやりそうな人がいたら止めてあげましょう。
可哀想ですし、大騒ぎして面倒にもなりますし。
あと、ロックをかけて他人が使用できないようにするのも重要です。結構気が抜けてしまい、ついつい放置してしまう人も居ますが、ロックがかかっていない端末をみると悪戯心がある人がやってしまう可能性があります。
普段から持ち歩いていればそういう心配も減るので、あとは自分がやらないようにするだけですね。
この件はネットで出回ってしまって騒ぎになりかけているので、iOSアップデートで対策されるまでは注意しておきましょう。
残念なことに、使用不能になったiPhoneを持った人がいたのであれば、素直にショップへ修理に出すようにおすすめしておきましょう。
まとめ
- 日付をいじらない。
- 使用不能になってしまった人はアップルショップへ修理に。
- ロックをかけて他の人が使えないようにする。
自分がやらなくても、他の人が使える状態では危険ですので、しっかりと管理をしておきましょう。○
