ここ数年、ゆるキャラなるものがたくさん出てきました。自治体、企業、組合など問わず、ある意味好き勝手に作って好き勝手に世間に広めている状況です。
もちろん自治体の大きな単位でもある都道府県においても、それぞれゆるキャラを設定しているところもあります。ですが、どれが都道府県の公式キャラクターなのかを知っているかどうかということになると、少し微妙なところがあります。
今回、都道府県自体の公式的なゆるキャラはどれなのかをまとめてみました。
都道府県ゆるキャラの条件
都道府県のゆるキャラである条件として
- 都道府県公式サイトに使われている
- 都道府県の公式サイトでキャラクター使用の条件などを掲載
- 都道府県のPRキャラクター、観光大使と位置づけされている
- 広報課などが着ぐるみを作っている
など、都道府県管轄とわかることが条件とします。つまり、都道府県の公式サイトで使われていたり紹介されていれば、その公式キャラクターと言えるということになります。
ゆるキャラが無さそうな県、はっきりとわからない県もありますが、2022年12月時点で都道府県のゆるキャラになります。
更新履歴
2024/07/28 香川県のキャラクターを「親切な青鬼くん」にしました。
2024/07/28 三重県のキャラクターを「兎の助」にしました。その他リンク修正しました。
都道府県ゆるキャラ一覧
このようになりました。PRキャラクター、公式キャラクターと謳っているのであればわかりやすいのですが、そうでないものもあるので少々わかりにくいものもありました。
まだまだ公式キャラクターがない都道府県もあるので、いつ47都道府県出揃うかが楽しみです。
ゆるキャラは必要なのか
税金を使ってゆるキャラを作る必要があるのか、という意見がままあります。本当に必要かと言われれば、何ともいえませんが、不必要とも思っていません。
そもそも、こういう文句をいうような層がターゲットではないのですね。ゆるキャラというものは。
子供やお母さんなどに地元などでなにをやっているかというものをアピールしたり、愛着をもってもらったりするために要るようなものです。
なので、子供と主婦を含めた女性の皆さんに愛されるようなキャラづくり、つまりかわいくてゆるい感じのものが多くなるのですね。
この手のキャラクタービジネスは、女性の購買力は半端なものではないので、当然の方向です。
うまくいけば、くまモンのようにゆるキャラが日本全国にいって勝負出来ることを期待しているところもあるでしょう。そのくらい、ゆるキャラの役割は大きいのです。
他の県の人にも認知してもらえる可能性が高くなるということで、印象に残りやすいキャラクターを登場させることができれば、結果としてその都道府県の得にもなります。
最後に
全ての都道府県にはないものの、半数以上の都道府県で公式キャラクターは存在しています。
その都道府県の特徴をモチーフにしたキャラクターが多いので、何が名産なのか、何が有名なのかがわかることもあり、ちょっとした知識を得るきっかけになるかもしれません。
また、ゆるキャラということで全国の人にも認知されれば、PR効果としてまだまだ活躍できそうな気もします。
まだ公式キャラクターがいない都道府県も、広報活動で積極的に日本中に情報を届けて欲しいと思います。日本の元気につながりますから。